DIGLE MAGAZINE
文： DIGLE編集部 編：Kou Ishimaru
サイケデリックポップバンド・paddy isleにも参加するあゆむによるインディー宅録ユニット・Vacant Waveが両A面シングル「Yesterday / I've Been Waiting For You」を配信リリース。7月にアルバムをリリースしたばかりのVacant Waveが急遽リリースした今作。甘美で幻想的、映画に例えるとデヴィッド・リンチ作品のようなシュルレアリスティックな世界観を持ったメロウチューンに仕上がっています。もう一曲の「I've Been Waiting For You」が醸し出す日常的な空気との対比も楽しめる作品です。
都内拠点のバンド・Strip Jointが記念すべき1stアルバムを9月21日（水）に発売。その先行配信曲である「Lust for Life」は、インディーロック、ポストパンク、ギターポップからクラッシック・ロックまで70年代以降のロックのエッセンスを現代の感性で昇華させたという同アルバムの顔ともなり得る1曲。バンドの持ち味である浮遊感、ユース性はもちろん、これまでの楽曲にはあまりなかった明るく開けたコード感によって、アルバムへの期待がさらに膨らみます。
シンガーソングライター／プロデューサーのMaika Loubtéが、最新アルバム『Lucid Dreaming』の収録曲をボーカルとアナログ・シンセサイザーのみで再構築したリワークした『Lucid Dreaming: Synthesized Symphony』をリリース。ビートレスになっているため、アンビエント的な音像を楽しめる1曲に仕上がっています。意図的に残されたノイズ、曲冒頭の環境音など、ベッドルームで録られているような空気感が快適。
トラックメイカー／シンガー・ソングライター／フィルムメーカーなど、様々な方面で活動するマルチクリエイター Hannah Warmによる最新曲「Free Your Mind」。グルーヴィな鍵盤やパーカッション、オーガニックな空気を纏ったブラスセクションが光るシティソウル・チューン。午後の落ち着いた時間にカフェで過ごしながら聴きたい一曲です。
showmoreとGimgigamがタッグを組み、新曲「Just a moment」をリリース。今年の6月に開催された、小袋成彬とYaffleによる株式会社TOKAと株式会社フジパシフィックミュージックによるソングライティング・セッション企画＜TOKA Songwriting Camp 2022＞で出会った二人が意気投合し誕生したという今作。トライバル、エレクトロニカ、ラテンなど目まぐるしく展開するトラックが、“都会の喧騒”や“現代の情報社会”を彷彿とさせます。
その他、注目のリリースにはRAq、YOLK、Civil boyなどがラインナップされています。
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