文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
<ROCK IN JAPAN FES. 2022>のメインステージでO.A.を務めたことでも話題を呼んでいる東京出身の5人組バンド、Drive Boyが新曲「Time Flies」をリリース。同曲は、80'sエッセンスを感じさせる煌びやかなギターのカッティングをバックに、メロディラインのポップセンスが炸裂しているダンサブルチューン。これまでもノスタルジックなサウンドを武器にしていた彼らですが、近作ではモダンな音像とのバランスが絶妙で、現行の海外バンドと呼応するプロダクションが一層光っています。
R&Bシンガー、mashoe’が3ヶ月ぶりにリリースした新曲「Himegoto」。フューチャリスティックな音像で幕を開ける同曲は、ヒップホップ由来のヨレたビート、ジャジーなオブリガード、ゴスペルライクなコーラスやブラスなど、幅広い音楽性や時代感覚をまとめ上げたネオソウルチューン。すれ違いや空回りをしている人間模様をリアルに描写した歌詞と、豊富な音楽性を含んだカラフルなトラックの組み合わせがマッチしています。
2019年に牧野⾠紀と岩沢歩円によって結成されたサウンドコレクティブCutty Scoonerの最新曲「Von」。これまでの楽曲にも滲み出ていたSufjan Stevens、Bon Iverらからの影響は今作でも健在。アートワークからも想像できるように、マットな響きが心地よいフォークチューンとなっています。一定して低い温度感を保つサウンドに身を委ねられ、BGMとして聴けるのはもちろん、キャッチーなフックに強烈に掴まれるポップソングでもあります。
『Spotify New Music Wednesday』のカバー選出などで注目を集める19歳の新鋭シンガー・Salaが新曲「Sherbet」をリリース。5月リリースのシングル「Anyway」から引き続き、SIRUPやBE:FIRST、Chara+Yuki、春野らの作品も手がけるビートメイカーA.G.Oがプロデュースを担当しています。10代最後のリリースになるという今作は、客演に新鋭R&BシンガーのTioを迎え、フレッシュなフロウでその才能を存分に発揮したR&Bナンバーに。まさに肌寒くなってきた今にぴったりな、夏の終わりが恋しくなる1曲です。
2021年以降、Spotifyを中心にジワジワと話題となり、大きな飛躍を遂げている6人組ミクスチャーバンドasobi。9月21日(水)にリリースされた最新作「Hearts Collide」は、曲全編を通してフックに溢れるポップチューン。ループされるコード/ビートの上で目まぐるしく移り変わっていく展開が印象的です。各MCがマイクリレー的に繋いでいく様もフロウが豊かで、聴いているうちに気持ちがエキサイトしていきます。
その他、注目のリリースには田中タリラ、Leon Top、Civil boyなどがラインナップされています。
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