ウクレレと歌で広がる、シモムラナナの世界

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はシモムラナナをご紹介します。

キュートな個性を感じて

岩手県出身、ウクレレシンガーソングライターのシモムラナナ。ウクレレという楽器と、芯のある歌声を個性に活動する彼女から、連続リリース企画第三弾の楽曲として『Singing a song(Naked ver.)』が届いた。

弾き語りのみのシンプルなかたちでレコーディングされているこの作品からは、シモムラナナが生み出す音楽にじっくり浸ることができる。
アコースティックギターとはまた異なる柔らかさとキュートさを纏ったウクレレのアルペジオは、耳馴染みよく心を満たしてくれる。その上で、シモムラナナが読み聞かせるように紡ぐのは、少しファンタジーでいて、どこか祈りのような優しい歌だ。
ありのままの音、歌、言葉だからこそ、“Singing a song”というタイトルがより際立つ、彼女が鳴らす音楽の在り方を象徴するような一曲に仕上がっている。

7月8日(土)には、東京・下北沢 mona recordsでのライブも控えているシモムラナナ。ウクレレが奏でるあたたかな音と、やさしく明朗な歌声を、ライブの場で体感してみてはいかがだろうか。

シモムラナナ

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