オススメJ-Indieプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』更新 THE TREES、mashoe’など|6月4週目

Review
DIGLEとアーティスト支援サイト「BIG UP!」が協力してお届けするインディーズアーティストをピックアップしたプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』。6月4週目はTHE TREES、mashoe’らの新作をレビュー。

今週の「DIG UP!-J-Indie-」注目のアーティスト

ロマンス / THE TREES

どこか切ないメロディと煌びやかなギターサウンド、それに絡み合う温かなボーカルで聴く者の心を掴むギターポップバンド・THE TREESが最新EP『Blue Period』をデジタルリリース。1stアルバムから引き続き、今作は菅原慎一(SAMOEDO、ex. シャムキャッツ)がプロデュースを担当している本作は、メンバーの脱退やコロナ禍など、決して平穏とは言えない日々を乗り越えた後に完成したという。US感を意識したという収録曲の「ロマンス」は、切なくも美しいメロディが胸をしめつける一曲。歌詞の意味をじっくりと感じながら、じっくりとその世界に浸ってほしい。

Moonlight / RAq

隔週水曜日に新曲リリースを続けるRAqが、2023年12曲目となる「Moonlight」をリリース。心地のよいアコースティックギターサウンドと、独り言をつぶやくように歌うRaqの声が、内に秘めたエモーショナルを感じさせる。山あり谷ありの毎日の中で前身する姿勢を静かに後押しするリリックが、前向きな気持ちにさせてくれる一曲だ。

Dear, My Friends / mashoe’

自身で作詞作曲、ミックス、マスタリングまでを手がけるSSW/プロデューサーのmashoe’が、1st EP『Newcomer』から、およそ1年半ぶり2nd EP『Hocus Pocus』をリリース。今作はソウルやファンクを基調にしつつ、どこか歌謡曲の香りも感じさせるポップ・センスが随所に散りばめられた作品に仕上がっている。収録曲である「Dear, My Friends」は、ソウルフルなピアノの伴奏が強く印象的な一曲。心躍るゴスペルライクなコーラスは、繰り返し聴きたくなるはず。

湾岸線 / Ariji Joe

東京出身のプロデューサー/シンガー、Ariji Joeが2023年第1弾リリースとなる新曲「湾岸線」をリリース。ベースやドラム、印象的なシンセサイザーなど、トラックを全て自身で手掛けた本作は、タイトルからも想像できる通り、夜にひとりきりの高速道路でドライブする様子をイメージして制作したという。近未来的なシンセサウンドと軽快なビートが、優美な都市感覚を想起させる本曲を、いつもよりちょっと大きめの音量で聴きながら、ぜひドライブに出掛けてほしい。

その他、注目のリリースにはWang Dang DoodlekimririZen Miyakoなどがラインナップされています。

第2, 4木曜日更新のSpotifyセレクト『DIG UP!-J-Indie-』

DIGLE MAGAZINEは他にも毎日プレイリストを紹介しています

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

閉じる