MO MOMAがこだわる、楽曲に潜ませた遊び

Review | 2023.07.13 2023.07.13

文： DIGLE編集部　

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！今回はMO MOMAをご紹介します。

スパイスを利かせて

2019年1月に結成されたエレクトロオルタナティブバンド、MO MOMA。メンバーの脱退を受け、2023年1月からは3ピースの新体制で活動を展開している。

彼らが掲げるキャッチコピー“ATMOSPHERIC PARADISE POP PROJECT”に込められているのは、「普通だとNOと言われてしまうようなことも、全部OKなプロジェクトにしたい」という思いだ。真面目に作りこもうとすればするほど、先だって削り落とされてしまう遊びの部分を大切にし、スパイスとして活かしていく。そのワンエッセンスが洗練されたMO MOMAの音楽を、より魅力的なものに昇華するのである。

先日配信が開始された「Party A」は、新体制初となるデジタルシングル。これまでのMO MOMAと地続きでありながら異彩を放つエレクトロサウンドになっており、ドープな空気感が彼らの新たな可能性を示唆している。心地よいグルーブに自然と体が導かれてしまうダンサブルな1曲だ。

MO MOMA

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