個性を咲かせ、Akusaは進化し続ける

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はAkusaをご紹介します。

化学反応で新たな魅力を

東京都世田谷区出身のラッパー、Akusa。中学3年生のとき、電波ガールと出会ったのをきっかけにラップへ傾倒、2019年からは活動を本格化させ同世代のアーティストたちと積極的に交わりながら、自身の表現を磨き続けている。

先日配信が開始された『思い出は青』は、彼にとって初となるアルバム作品。Rin音BBY NABEおかもとえみ等を客演に招き、青という色が持つ様々な側面を音楽に昇華した1枚だ。

活動開始当初こそチルラップを特徴としていた彼だが、今作ではひとつの枠に捉われない個性豊かなフロウを披露。言葉を零すように紡いでみたり、メッセージを訴えかけるように歌ってみたり、アップテンポに身を任せてみたり。プロデューサーたちとの化学反応を楽しみながら、新たな魅力を開花させている。自身のことを恥ずかしげもなく語る、リアルの詰めこまれたリリックにも注目だ。

Akusa

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

閉じる