Foi :Best Tracks of 2020

Special

文: Mao Oya  編:Mao Oya

2020年を振り返る年末の特別企画として、アーティストやDJなど様々な方に、ベスト・トラックや、1年をどんな風に過ごしたのかをお伺い。第15回目は、シンガーソングライター・Foi(フォイ)が登場。

2020年はみなさんにとってどんな1年になりましたか? DIGLE MAGAZINEでは、今年を振り返る年末の特別企画として、アーティストやDJなど様々な方に、ベスト・トラックや、2020年をどんな風に過ごしたのかをお伺いしました。

第15回目は、シンガーソングライター・Foi(フォイ)が登場。

PROFILE

日中ハーフシンガーソングライターという稀有な存在が注目を集める。今年2月にソロと並行し活動を行なってきた、セッショングループ”ぷらそにか” を卒業、
3月には、サウンプロデューサーに”片寄明人”(GREAT 3)を迎え、初のデジタルSg「Bad Friend」をリリース。そして、今年6月より活動の場を移し国内、アジアに向けて本格始動。新曲、Shin Sakiura をプロデューサーに迎えた新曲「Swim in our eyes (Prod.Shin Sakiura) 」をリリース。Foiが持つオリエンタルでムーディーなメロディーと、Shin Sakiuraならではのエモーショナルなギターとムーディーなシンセ・サウンドが融合したアーバン・メロウな2020年のサマー・クラシックになっている。幼少期にC-POP、マンドポップに大きく影響を受け、この現代ポップスと伝統的な中国音楽を織り交ぜた音楽が彼女のスタイルに大きな影響を与えてきた。近年、アジアの音楽シーン交流が同時多発的に盛り上がりを見せているなか、2020年、彼女の存在に更なる注目が集まる。

Best Tracks of 2020

Foi:

移動中に聴きたい音楽と家で聴きたい音楽は少し違うと思います。今年は皆家に居る時間が増えたと思うので、お耳で旅行できる様なプレイリストを作りました。この曲達は全て私が聴いてるうちにみるみると心が軽くなる様に感じた曲達です。そして、例えば「君に良い事があるように。」(ストロー/aiko)や、「嫌な事があっても”へでもねーよ”と思ってこうぜ」(へでもねーよ/藤井風)などなど…私が皆さんに伝えたいメッセージも込めながらする曲選びはとても楽しいものでした。最後の一曲を「すばらしい日々/ユニコーン」にした理由は色々と複雑なのですが、一つだけ言うのであれば冒頭の歌詞「僕らは離れ離れ」と最後の「すぐに君に会いに行ける」が今になってとても心に来るものがあったからです。皆さんに会える日が早く訪れます様に。

Foiの2020年

2020年はあなたにとってどんな1年でしたか?

Foi:

正直、こんなにも日常が変わってしまった事は想像もつきませんでした。今の世の中を春頃の私に伝えたらびっくりするでしょう(笑)。私の日常を構築する音楽活動と大学の学業はどちらも直接的に影響を受けるものだったので、家にいる時間がどっと増えました。少しつまらないな~と思う時もありましたが、その度に「辛い時は楽しみの貯金をしてる」と思い続けて自分に喝を入れました。かと言って良い事ももちろんありました。コロナ前に長年所属していた「ぷらそにか」から卒業して、8月にシングル「Swim in your eyes」をリリースしました。私にとって2020年は音楽活動における過渡期だと思っていて、自分と向き合う時間が増えたからこそ今までの自分を一度リセットして、じっくりと私が好きな私を作り上げて新たなスタートを切るための一年だったと思います。そう思えば逆にラッキーだったのかな~なんて!

12月31日はどう過ごしますか?

Foi:

毎年直前までなんにも決めないんですけど。。家でゆっくり鍋しながら紅白ですかね(笑)。

 2021年にやりたいことや予定していることは?

Foi:

音楽に関しては2020年が過渡期と言った様に、2021は全力で疾走します。プライベートな話をするとさくらんぼ狩りがしたいです。

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