映画ライター厳選!映画好きならマストチェックな11月の配信4選

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文: 安藤エヌ  編:Mao Oya 

Disney+、Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXTで、11月から配信スタートの話題作をご紹介。ディズニー実写映画『ジャングルクルーズ』、燃え殻の小説の実写版『ボクたちはみんな大人になれなかった』、中島みゆきの楽曲がモチーフの『糸』、ミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』の4作をセレクト。

ハロウィーンも終わり、クリスマスも近づいて年末の気配が漂ってきた11月。今月も主要配信サイトDisney+、Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXT、それぞれで配信が開始された話題作4作品をご紹介。

今をときめく若手俳優たちの共演が見どころの邦画や、家族団らんで楽しめる洋画と、それぞれに魅力を感じられるラインナップが並んだ。


Disney+ 映画『ジャングルクルーズ』

まずはDisney+から。ディズニーランドの人気アトラクション「ジャングルクルーズ」をスペクタクル満載に実写化した映画『ジャングルクルーズ』が、11月12日(金)より配信開始される。

アマゾンの奥地にあるという”不老不死の花”。手にした者は永遠の命を手にするという伝説を聞き、女性博士リリーは謎に包まれたジャングルの上流奥深くへ向かうことを決める。相棒に選んだのは、観光客向けのクルーズ船を営む船長フランク。彼らが向かう先には、伝説の秘宝を狙う追跡者との壮大な争奪戦と、驚くべき衝撃の真実が待ち受けていた。

フランク役は『ワイルド・スピード』シリーズのドウェイン・ジョンソン、リリー役は『メリー・ポピンズ リターンズ』『イントゥ・ザ・ウッズ』のエミリー・ブラント。洋画ファンにとってまさに黄金コンビのふたりが繰り広げるテンポ抜群の掛け合いは必見。本作を観れば、作品の基となったアトラクションを何倍も楽しめるようになることうけ合いだ。

Netflix 映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』

 

Netflixからは、SNSで話題の作家・燃え殻のデビュー作をタイトルそのままに実写化した映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』が11月5日(金)より配信中。

原作小説はWEBで連載され、エモーショナルな文体や世界観が話題となり、読者から痛烈といわしめんばかりの共感を呼んだ。

作品は2017年に書籍化され、瞬く間に大ベストセラーに。今回の実写化では、主人公のボク=佐藤役に演技派俳優の森山未來が抜擢。佐藤の昔の恋人である加藤かおり役に、こちらも類まれな演技のセンスで注目されている若手女優、伊藤沙莉がキャスティングされた。

監督は過去にサカナクションのミュージックビデオを手掛け、CMディレクターとしても活躍していた森義仁。本作が満を持しての映画監督デビュー作となる。

繊細で現代的な感性を持つ製作陣がそろい踏みとなり、原作小説の持つ淡くも切実な感情の機微を描き出す。現代人の心に訴えかけるエッセンスの強い作品とあって、今、この映画がNetflixで配信されることの意義深さを感じられる一作となっている。

Amazon Prime Video 映画 『糸』

Amazon Prime Videoでも、若手俳優たちの眩いきらめきが感じられる映画が配信。シンガーソングライター・中島みゆきの、後世に語り継がれるヒットソングをモチーフに編まれた映画『糸』が、11月5日(金)より配信中だ。

平成元年に生まれた男女の18年間を、生活者の視点から見た平成史とともに描いた本作。主演に菅田将暉・小松菜奈と令和を象徴するアイコン的なふたりを据え、時代が移ろってもなお解れることのない人と人とのつながりを、情感たっぷりに映し出す。

中島みゆきの語りかけるような歌声によって、時代を越え多くの人の心を動かしてきた名曲が、ひとつの物語となってふたたび人々の胸に響く。出会いと別れ、そして再会。生きていれば誰しもが必ず経験するそれらに対して、ふと立ち止まって深く考えてみたくなる。

誰かと共に生きる、人生を交差させることの意味とは。肌寒くなってきたこれからの季節、大切な人と肩を寄り添わせながら観たい作品だ。

U-NEXT 映画『イン・ザ・ハイツ』

最後にU-NEXTからは、コロナ禍により沈みがちだった夏をエネルギッシュに活気づけさせてくれた映画『イン・ザ・ハイツ』が、11月17日(水)より配信開始される。

11月19日からNetflixで配信開始の映画『tick, tick… BOOM!:チック、チック…ブーン!』の監督、さらに11月26日公開のディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』の音楽を担当するなどして活躍の幅を広げているリン=マニュエル・ミランダが原作を手掛けた本作。実際に存在するマンハッタンのワシントンハイツ地区を舞台とし、祖国を離れ暮らす人々が故郷への想いを馳せ、日々を懸命に生きる姿をパワフルなラテン・ミュージックとともに描いたミュージカル映画となっている。

高所得者層の転入により土地の高騰が進むジェントリフィケーションや、移民問題などを抱える登場人物たちが、それぞれに悩みや苦難を抱えながらも支え合い、愛をもってして接する姿に胸打たれる。

原作ミュージカルではおなじみのナンバーに加え、ラップ調の楽曲が登場するなど、現代に沿ってアップデートされている部分もあるので、ぜひミュージカル版とあわせて観てもらいたい。


年末も近づき、忙しなくなっていく毎日。ほっとできる時間を作りたくなったり、気の置けない人たちとテレビを囲んで映画を観たくなった時、ここに紹介した映画たちが心の休憩場所になればと思う。今年も残りわずか。頑張った自分を癒すために映画を観てみるのはいかがだろうか?

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