文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
2005年から不定期にライブ活動を始めた、ギタリストASHによるプロジェクト、LOTUS GUITAR。数々のアーティストのサポートミュージシャンとしてもギターの腕を振るってきた彼のセンスは、いまだに健在だ。
先日配信が開始された『in jazz』は、オルタナティブジャズをローファイサウンドで描いた1枚。30年以上前のデモ音源を整理するなかで出会ったとある4小節が、今作を生み出すきっかけとなった。ギター、ドラム、鍵盤といったシンプルな構成でありながら、巧みな構成により厚みのある聴き心地を実現。歌心のあるメロディーで、フットワーク軽く楽曲を渡り歩いていく。
本人曰く「自分の音楽を確立するべく、もがいていた時期の音楽の具現化」とのこと。青き日の瑞々しい感性と、ASHが進んできた軌跡によって生み出された作品といってもいいだろう。思わず体を揺らしたくなってしまうジャズソングの数々に、無邪気に身を委ねてみてほしい。
LOTUS GUITAR
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