芸術は発散できない感情に寄り添う。ミクスチャーに活動するBimiがEP『心色相環』で表現した感情の機微

Interview

文: 山田邦子  写:遥南 碧  編:riko ito 

パンク、ラウドロック、HIP HOP、エレクトロ、和モノやポップスなど、多彩な音楽をかけ合わせるミクスチャーなスタイルで活動するアーティスト・BimiがDIGLE MAGAZINEに初登場。俳優・廣野凌大としての顔も持つ彼に、EP『心色相環』に込めた想いやアーティストとしての野望などを伺った。

パンクロックをルーツとし、HIP HOPをはじめとする幅広いジャンルを融和させた楽曲を生み出すBimi。作詞・作曲、プロデュースをも自ら行う彼は、幼少期から音楽が身近な人生を歩んできた。また、“承認欲求の悪魔”と自称するほど表現に対する飽くなき欲求を持ち続けていたという。

2021年にアーティストデビューすると、翌2022年に発表したアルバム『Chess』がiTunesStoreヒップホップ/ラップアルバムチャートで1位を獲得。瞬く間に注目を集め、2023年10月にキングレコードの〈EVIL LINE RECORDS〉よりメジャーデビューを果たした。

本名「廣野凌大」名義で俳優としても活躍するBimiだが、アーティストと役者は表現方法に違いがあると語る。それぞれの活動にプライドを持ち全力を注いでいるからこそ、Bimiとして創作を行う際にも唯一無二の世界観を実現できるのだろう。そして2023年3月13日にリリースしたEP『心色相環』も、Bimiの主義や想いがふんだんに盛り込まれた作品となっている。

今回は、幼少期の音楽体験や音楽制作におけるインスピレーション源、EP『心色相環』のテーマなど、幅広いトピックについて伺うことで、アーティスト・Bimiの美学を探る。

グリーン・デイ、セックス・ピストルズ、SUM 41などパンクへの憧れ

ー子供の頃から音楽はよく聴いていたんですか?

聴いてました。千葉の銚子で生まれたんですが、海沿いだったので湘南系サウンドのレゲエやパンク、地元のイケイケなヤツらが聴くような音楽、あとは親がサーフィンやってたのでそういう陽気なやつとかが身近で。高校では、僕がインディーズ時代にフィーチャリングしたMammonっていうラッパーが同級生だったから、ふたりで階段で飯を食うのが日課だったんですね。その頃俺はバンドが好きだったし、Mammonはヒップホップが好きだったから「こういうの聴いてるよ」ってお互いの好きな音楽を聴かせ合っていて。異文化交流みたいなところからヒップホップも聴くようになりました。

ー歌もその頃からですか?

地元にはカラオケくらいしか遊ぶところがなかったからよく行ってたんだけど、そこで人前で歌うのが好きになりましたね。小学6年生ぐらいでモテたくてギターを始めて、そのあとバンドを組んだりしてどっぷりハマっていきました。Green Day(グリーン・デイ)とかSex Pistols(セックス・ピストルズ)、SUM 41(サム・フォーティーワン)とかそこら辺のパンクが好きでした。

ーギターは独学で始めたんですか。

独学です。最初は、成田の楽器屋さんで、ギターとアンプと教本で2万円の入門セットみたいなものを買いました。でも「ギターは最初から高いものを買ったほうがいい」みたいな記事を見つけて。形から入るタイプだったんでちょっと高めのやつを買ったけど、弾くに弾けないじゃないですか(笑)。だから心折れそうにもなったけど、だんだん弾けるようになってバンドを組んだんです。

ー音楽への興味が深まる中で、自分でも曲を作ったり?

そうですね。作詞・作曲に興味を持ったので、よく使われているキーやコードなんかをインターネットで調べて曲を作り、歌詞をつけるみたいなことはやってました。この前、作り始めた頃の曲を書いたノートがギターケースから出てきたんですけど、燃やしました。恥ずかしくて聴かせられないです、絶対(笑)。

ー歌詞を書いたりするときは、何かインスピレーションを受ける先がありますか?

基本はありますけど、Bimiとしてそこからの人生経験が豊富になったので、そういうのを踏まえた上で好きなものを入れたり、自分の言葉に変換して出したりするようになりました。

ー音楽だけでなく舞台俳優としての経験も大きいでしょうからね。

表現に関しては間違いなくそうですね。ステージで“魅せる”技術は、俳優をやってて良かったなと思います。ただそれって、めちゃくちゃ諸刃の剣だなと思っていて。

ーというと?

アーティストって等身大をいかに誇張していくかが大事だと思っていて。だけど、アーティストが等身大でいるためにかっこつけてしまうと、(ファンの人は)作り物を見てる気分になってしまう。一方、役者はいかに作り物の中で自分が本当にそこに生きてるかっていうのが大事。そこを履き違えて、アーティスト(としての場面)で役者でやってたことをやると、自分の本質に、自分が書いた歌詞に当てはまらなくなっちゃうんですよね。だからそこだけ気をつけるようにしています。

衝動的に動いているのがアーティストで、衝動的に動いているように見せて意外とロジカルにやってるのが役者。そういうふうに表現は分けています。そうしないと自分が自分を誇れなくなってしまうというか。どちらにもプライドはあるので、棲み分けてるつもりです。

ー誇りを持つお仕事をされてるわけですが、その根底には何よりも楽しいからというお気持ちが強くあるんでしょうね。

そうですね。人前で何かするのが昔から好きだったんですよ。子供の頃から親父とか母ちゃんのアクの強い友達がいっぱいいて(笑)、その人たちの前で僕が歌うと「うぇーい!」って盛り上げてくれるんです。誰かに認めてもらうっていうのが本当に嬉しくて。僕は承認欲求の悪魔だと思ってるんですけど、こうなったのはそういう人たちの責任だと思ってます(笑)。

ー認めてもらいたいとか、自分の存在を知ってもらいたいという気持ちは誰しもあると思うんですけど、その気持ちが今は仕事の推進力にもなっているのでは? 

せっかく生を受けたんだから、やりたいことはやらなきゃっていうのはあります。小さい頃から、自分が生まれた意味みたいなものをずっと考えていたので。好きなことを成し遂げられないんだったら、それは自分に実力がないってことだから、極論ですけど、それなら自分は生きちゃいけないんじゃないか、みたいなことはずっと思ってましたね。

ーちなみに、生き方として憧れた人はいましたか。

『北斗の拳』のサウザーは好きですね。愛深きゆえに愛を捨てた男なんですけど、不器用なりに生きているあの感じが好きです。愛に生きてるキャラクターはみんな好きですよ。リアルの人物で悔しいなって思うのは、Sid Vicious(シド・ヴィシャス/セックス・ピストルズのベーシスト)。絶対に今やってはいけない生き方をして壊れていった人たちを見ると、羨ましいし悔しいなって思いますね。あぁ、自分もその時代にいればな、って。

ーそこでシド・ヴィシャスが出てくるのもそうですが、あまり時間軸とか関係なく音楽を聴かれているようですね。

偏見とか昔からなくて、良いなって思ったら聴いてます。こんな時代にこんなのがあったのかって、ある意味でのカルチャーショックというか。今のテクノロジーで作った歌とかもめちゃくちゃ好きだけど、レコードでRECしてた時代のあの感じもめちゃめちゃ好き。情熱がこもってるものはいつの時代も美しいなと思うので、そういうのは好きですね。

ー今のお話はきっと、音楽に限らないですね。

舞台もそうだと思います。舞台を観たときに自分が出られなくて悔しいなって思う作品に出会うと、「なんで俺がいないんだ」って演出家に直接言ったりしちゃうんですよね。

ー思ったら実行に移すんですね。

「俺もできますよ」っていうのはすぐ言うようにしています。ビッグマウスなんですよ。

ー今の答えと被るかもしれませんが、ご自分の性格をどんなふうに分析されてますか。

見栄っ張りだとは思います。プライドが高い。プライドが高い分、いろいろやってきたんだけどいろいろ失敗もしました。でもそれは良かったと思います。自分は弱いってわかっているし、弱者だからこそ強ぶって虚勢を張るけど、弱者たちの心がわかるから、そういう人のために歌いたいっていうのがずっとあるんです。

あとは、意外と真面目ですね。結構真面目。いや、大真面目です。真面目に考えちゃうから、何も捨てられないんですよ。でも取捨選択をするようになって、その中で一番大事だったのは音楽。そこは技術云々じゃなく、情熱。技術をつけるのももちろん大事なんですけど、そこに向ける熱みたいなものはすごく貪欲にあるし、音楽はやりたくてしょうがなかったことだから、なんでもできますね。ステージで死ねって言われたら死ねる。本当にそのレベル。でも今死んでも「奇をてらってるな」で終わっちゃうから、もうちょい事を重大にして大きくなってみんなを巻き込んでいこう、みたいな考えはありますけどね。

音楽シーンで名乗って決闘する

ー新しいEP『心色相環』について聞かせてください。

Bimiにとっての自己紹介みたいなEP。Bimiを形成するものってどんなものなのかっていうのを、“喜怒哀楽”で表現しました。僕を形成しているものはこういうものですよみたいな、感性に触れるものを作りました。

ー喜怒哀楽にフォーカスしたのはどうしてだったんですか。

人間の感情を表現するとなると、喜怒哀楽が全部を表す言葉だと思うんです。でもその喜怒哀楽の中にも、色相環みたいに、いろんな喜びやいろんな悲しみ、いろんな怒りやいろんな楽しみがある。喜びの中には、裏返せばちょっと悲しみも含まれているかもしれない。そう言ったものを細分化して表したかったから、『心色相環』っていう、円になって人間を形成しているみたいな表現にしたんです。相対的な人間の感情を、曲やEPという形で表したのがこの『心色相環』です。

ーBimiさんは曲を作ったり演じるというアウトプットがあるから、特に自分の中にある喜怒哀楽、いわゆる感情がどこにあるのかを意識されている気がします。子供の頃も、自分の感情のありかみたいなものは少なからず意識されていたんですか。

してましたね。だけどヤンチャというか、ぶつけ方がわからなかったんですよ。楽しいときは「イェーイ」でいいんですけど、怒りのぶつけ方がまじでわからなくて。すぐにカッとなって、お母さんが呼び出されて謝ることが多かった(笑)。今は抑えられるようになったし、曲で昇華できて発散できる職業に就けたからよかったですけど、普通に生きていたらできない方も多いわけで。

そこに寄り添うのが、俺は芸術だと思っているんです。人間が社会で生きていくときに、絶対に溜まっていくネガティブな感情を発散する。そして内なる自分と向き合うことが芸術だと思ってるし、それが人間の美しさだと俺は思っているんですね。そこを意識できたのは、役者もやって音楽もやって、芸術が好きになったからだと思います。だけどそういう感情を、いまだにどうしたらいいかわからない方は多いと思うから、そういう人のために刺さればいいなって思うんです。

ー自分の感情を吐き出して曲にぶつけ、ファンの方が共感する。今その熱がより高まっている状況かと思うのですが、個人的には、「babel」が一つの転機になったんじゃないかなと思っていて。この曲には覚悟みたいなものがあるなと感じたし、よりBimiという人の方向性がわかりやすくなったと感じました。

本当にその通りで。僕は4月で26歳になるんですけど、四半世紀生きてきて、メジャーデビューってすごく喜ばしいことで、光栄なことだと思うんです。そのときに自分の人生を振り返って、自分の弱さや誇れないところすらも誇れたら、ここまで音楽で燻ってた気持ちが供養されるんじゃないか、そして成仏できるのかなって思ったんですよね。今までのこの悶々とした気持ちを自分で認めてあげたかった。そのために赤裸々につらつらと自分の人生と自分の考えを書いたのが、「babel」なんです。

ーそうだったんですね。

今までのBimiって、ちょっと他のエッセンスを取り入れたりして逃げることが多かったんですよ。自分の中で向き合いすぎてしまうと、説教みたいになるから。本当は、メジャーデビューするんだったらもっと万人受けして聴こえがいい曲を作ればよかったのかなって思うんですけど、僕は、今後Bimiがいろんなところでライブをしてかまして、そこで興味を持ってくれた人が、「Bimiってなんなんだろう」「なんでこの人はこんなに怒ってて、イライラして、満たされない顔してるんだろう」って思ってルーツを辿ったときに、「だからか」っていう説得力のあるものがあるといいなと思ったというか。

別に認めてほしいわけじゃないけど、「僕はこういう人間です」「総じてこういう人生がありました」って、端的にですけど伝えたくて。それで「僕もこういうことがあってこうだったから失敗は何も心配ないよ」「自分は25年間生きてきてこの結論に辿り着きました」っていう、一個の目印ーー家の柱に書いておく身長の目印、みたいなことをやっておきたかったんですよ。

ーその思いで書いたのが「babel」。

はい。(所属するレコード会社の)キングレコードには申し訳ないですけど、「babel」で売れようとは思わなかった。ここからだと思うんです。そういう意味での自己紹介にしたかったっていう感じですね。

ー最初に言うべきことを言って、見せるところは見せておかないと何も始まらないぞという。

侍と一緒ですよね。名乗って決闘するみたいな。これからも楽曲に自分の人生を投影していくことがあるでしょうけど、エンタメとして人前で何か表現するときって、どうしても誰かの懐に入るため、融和するための手心や遠慮みたいなものが必要になってくると思っているんです。自分の考えだけをぶつけると、たとえばゴッホは死んだあとに評価されたけど、死んでから評価されてたら自分の承認欲求はどこにいくんだって思うんです。生きてるうちに評価されるんだったら、そういう融和とか遠慮するところで人を喜ばせるための何かは大事だよなと思って。

ーなるほど。

だけど「babel」に関しては違う。LINKIN PARK(リンキン・パーク)とかも好きだったから、そういうロックサウンドで、自分の人生を語ってTake it all…全部背負っていくよみたいな曲を一個作っておくことによって、自分を認めてあげられるんじゃないかって思ったから。もちろんデビューしたときは本当に自分を認めてあげられたけど、今はまた新しい戦いが始まってますからね。自分はまだ全然認められてないから、今なお戦っているところです。

今の時代を作った人たちへリスペクトを持ちつつ新しいジャンルを作りたい

ー「babel」以外のEP収録曲についても、制作時のエピソードなどを聞かせてもらえますか? まず「博徒街道」(※註:“博徒”は賭博で生計を立てる者のこと)は、喜怒哀楽の喜がサブテーマになっています。

僕、もともとパチンコとかギャンブルが好きなんですよ。歌詞はふざけてるけど、真面目にラップしてます。いつもはちょっとテクニカルに見せて逃げるみたいなところがあったんですけど、この曲はちゃんとヒップホップ文化と和の文化、博徒の任侠的な文化と向き合って作ったので、自分の中でも納得いく作品になりましたね。

ー「怒鈍器」は、怒りが全面に出ていますね。

「怒鈍器」は、“自然”でぶん殴るっていうテーマ。万物を使って、理不尽をぶん殴りたいっていう。鋭利なものじゃなくて鈍角なものーー鈍器やハンマーみたいなものですね。攻撃力を一番高くしたかったので、ロックテイストにしました。

ー「インベーダーインバイト」はシチュエーションがユニークです。

半年ぐらいで辞めたけど、コンビニでバイトしてたんですよ。お客さんがみんな疲れて栄養ドリンクとか昼飯を買いにきたりするんですけど、そのときに人間の目を見て漠然と思ってたことを、改めて思い返しながら作った曲です。

でも俺は説教とかあんまり好きじゃないし、自分もそこまで人格がいいわけじゃないから、宇宙人に置き換えたら嫌味がないんじゃかなって。宇宙人が「ディスコとかで踊ろうよ、人間のことわからんけど」って“招待する=“インバイト”。そういえば俺、コンビニで“バイト”してたな。じゃあ俺を“インベーダー=侵入者(宇宙人)に置き換えるか、みたいな。レジ打ちの赤外線とか、ちょっと宇宙っぽいじゃないですか。そういう思考回路で、宇宙人と僕のバイト経験を合わせました。

ー「ミツ蜂」のサブテーマは“楽”。《楽園は音の中 楽園は心の罠》という歌詞が印象的でした。

僕、無宗教なんですけどいろいろな宗教について知るのは結構好きで。その中で宗教の矛盾や、宗教にすがる人の弱さを知ることもあるんです。だからこの曲も宗教勧誘から始まって、「いやそんなんいらん」「そんなんより強くいられるためには音楽で飛んでいけば良いんや」っていう、“宗教×ミツバチの習性×ライブハウス・クラブ”みたいな組み合わせをやってみたんです。強くいるためにステージで輝いてるやつを見て“悔しい”とか“かっこいい”ってなってるけど、それを自分の人生に活かせば良いんだよって。それくらいのもんだから。そしたら自分も強くいられるし、周りにも優しくできるよっていうメッセージ。

ーミツバチって、集団になったときの怖さも有名ですよね。

ライブハウスで集団になってうごめくことによって、一つのでかい悪い意思…まあこの場合スズメバチですよね。ミツバチって集団になって球状になってスズメバチを殺すんですけど、そのときにミツバチも何匹かは死んじゃうんです。そうやって、俺ら(の音楽)も誰かの犠牲で成り立っている。宗教ではないけど、俺がそういう空間を作るから、お前ら勝手についてこい、と。マスターベーションより気持ち良いし、気持ちよくなりたかったらおいでよみたいな感じです。

ー「輪-味変-」は、いわゆるリミックスですね。

はい。「輪」はライブでいつもやる曲なんですが、今回はそのリミックスです。今後はインディーズ時代の曲をアップデートしたものを“味変”として出していきたいなと思っているんですよ。インディーズ時代はインディーズ時代にしか出せない「輪」の歌の良さがあるけど、今は今しか出せないものもあると思うので。これはインディーズ時代からついてきてくれてる人たちへのボーナストラックみたいな感じで楽しんでもらえればと思っています。

ーBimiというアーティスト名もそうですが、「軽トラで轢く」(2022年)といった演歌のような曲があったり、和テイストの表現を多く取り入れたりしているのは、やはり海外にもアピールできるようにということなんでしょうか。

海外、狙ってます。ウケがいいだろうなっていうのもあるし、僕らはあくまで日本人なので、日本人の音楽を持って戦える武器を作りたかったっていうのもあります。あと、日本人のルーツがあるからこそ入りやすいっていうのもあるじゃないですか。俺もそうだけど、みんな結局和モノが好きだし。先祖へのリスペクトは入れたかったっていう感じですね。あと、日本の今の時代を作ってきた人たちへのリスペクトでもあります。それを持って海外でやっていくのは、僕らの義務だと思ってるんで。僕は先駆者じゃないけど、もしそれが海外でウケがよかったら「みんな! やれやれやれ!」みたいになればいいかなって。そうやって新しいBimiというジャンルになればいいかなって思ってはいるんですけど、なかなか難しいですよね。僕の言ってること、音を聴いてもらったらわかるんですけど、いかんせん聴いてもらうまでが難しいんで、今は。そういう意味でも、今回のEPを聴いてもらえるとありがたいですね。

RELEASE INFORMATION

Bimi New EP『心色相環』

2024年3月13日(水)リリース
〈EVIL LINE RECORDS〉
【通常盤】¥2,750(税込)
【ELRStore限定盤】¥8,250(税込)

<収録曲>
1.博徒街道
2.怒鈍器
3.インベーダーインバイト
4.ミツ蜂
5.babel
6.輪-味変

▼各種ストリーミングURL
https://elr.lnk.to/Bimi1DGTW
▼購入URL
https://elr.lnk.to/Bimi1stTW

EVENT INFORMATION

<BimiReleaseParty-心色相環->

2024年4月17日(水)東京・渋谷WWW X ※SOLD OUT
open18:00/start19:00

2024年4月19日(金)東京・恵比寿LIQUIDROOM
open18:30/start19:30

2024年4月21日(日)愛知・NAGOYA JAMMIN’ ※SOLD OUT
open16:00/start17:00

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Bimi(ビミ)

1998年、千葉県生まれ。2021年6月にデジタルシングル「Tai」でアーティストデビュー。その独特な世界観と楽曲の強度が話題を呼び、客演参加や楽曲提供なども担当。2022年に発表したフルアルバム『Chess』では、iTunesStoreヒップホップ/ラップアルバムチャート1位を獲得した。

確かなスキルとミュージシャンシップ、さらには観客を一気に惹き込む圧倒的な世界観とステージパフォーマンスが評判となり、デビュー翌年の2022年には東京・渋谷WOMBや渋谷WWW X、大阪・Music Club JANUS、2023年には東京・WARP SHINJUKUでワンマンライブを開催している。

そして2023年10月、キングレコードの〈EVIL LINE RECORDS〉よりメジャーデビュー。

音楽のみならず、本名である「廣野凌大」名義で俳優としても活動中。舞台『鋼の錬金術師』、「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage」など数々のヒット作品や主演作品に出演。音楽アーティスト・俳優として活躍する類稀なる表現力・体現力が唯一無二のBimiの世界観を形成している。
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