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文: Till Yawuh 編:riko ito
アーティストの方にテーマに沿った楽曲を紹介してもらうプレイリスト企画。今回は、ディープな音楽ラバーから熱視線を注がれているプロデューサー/シンガーソングライター/DJのTill Yawuhが登場。年末特別企画のテーマ“Best of 2024”のもと、2024年はどんな年だったのかということを振り返ってもらい、今年特に影響を受けた楽曲を集めた全12曲のプレイリストを作ってもらいました。
今回、Till Yawuhが制作したプレイリストのタイトルは『Some Futures』。プレイリストの中から、Polygonia、Nourished by Time、Isaiah Collier & the Chosen Fewの楽曲をピックアップし、コメント付きで紹介しています。Till Yawuhは今年4月に〈カクバリズム〉より1stアルバム『Still Sounds』をリリースし、俳優の松重豊によるラジオ番組『深夜の音楽食堂』に出演したことでも話題に。ベッドルーム・ミュージックとしての聴感を活かしつつ、ソウルやハウス、IDM、エレクトロニカなどさまざまなジャンルからの影響を感じさせるサウンドを構築しています。音楽だけでなく、あらゆるカルチャーに対して造詣が深いTill Yawuhが今年特に刺激を受けた楽曲を集めたプレイリストを、ぜひお楽しみください。(編集部)
PROFILE
アルバムとか出しました。
個人的なことでいえば、いくつかのSNSのアカウントを消し、ほどよい住宅街に引っ越し、くら寿司では茶碗蒸しを最初に頼むようになりました。全部おススメです。
ベルリン出身の気鋭の音楽家、Lindsey Wangによる『西遊記』をモチーフにした音楽作品『Da Nao Tian Gong』の収録曲です。純粋にサウンドの刺激や展開に魅了された一枚です。トラックを構成するメロディやコード、パーカッションのリズムはゆっくりと目の前に現れたかと思うといつの間にか消え去り、消え去った先を追っていくと、先程会ったような、あれ、いや初めましてかな、というサウンドが手を振っていて…。快作でした。
実家の地下室で制作を行っていたボルチモア出身の青年は去年のアルバム『Erotic Probiotics 2』(超名盤〜〜!!)が各誌に評価されて以降、各地を飛び回りながら制作を続けていたとのことですが、その歪な美学に更に磨きがかかっていて痺れました。
様々な音楽の影響が垣間見られますが、それが意図的に継ぎ合わせられたようなものではなく、分解不可能なほどにしっかりと凝固しているところが彼の特異さであり、最も美しい点であると思います。
インディーポップという言葉が、ベッドルームから生まれたポップス…を模して数百万ドルをかけて作られたもの…をベッドルームで模倣したポップス…を模して数百万ドルをかけて作られたものを……(以降、繰り返し)という状態になってしまっているなか、彼のような存在が傑作を生み出し続けているのには襟を正されますね。
楽曲自体ももちろん素晴らしいのですが、こちらは音楽“体験”のベストとして選ばせていただきました。この楽曲が自分にとって特別なものになったのはある美術館を訪れたときでした。
それは夏頃に開催されていた『シアスター・ゲイツ展』の最後に配置されていた部屋でのことです。そこには「アフロ民藝」を提唱する芸術家、コレクター、活動家のシアスター・ゲイツ自身が集めた、故人の作家たちの遺した陶片が壁中に並べられており、その間にはゲイツ自身が書いた「BLACK FUTURES」の文字。そして部屋の中央には氷像のような作品の「ミラーボール」が回る中、奥にあるブースでDJがレコードに針を落としていました。
夜の美術館。先人たちの遺した破片を眺めながら立ち尽くして耳を傾けるスピリチュアル・ジャズとアフロビート。確かにそこには複数形の未来がありました。「Peace & Love」という何よりも普遍的で真摯な言葉がいま力強く響きます。
RELEASE INFORMATION
1st Album『Still Sounds』
2024年4月24日リリース
〈KAKUBARHYTHM〉外部リンク
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