文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
シンガーソングライターとして路上ライブでキャリアを始め、M!LK「何処へ」や阿部亮平(Snow Man)「いっそ、嫌いになれたら。」への楽曲提供といったプロデューサーとしての活動のほか、映像クリエイターとしてYouTubeチャンネルの登録者数が300万人(2025年現在)を超えるなど、マルチな才能で注目を集めるkobasoloが、新シングル「斑彩」をリリース。ボーカリストに由 -iu-を迎えた本作は、日々の小さな躓きを輝かせるミドルテンポのポップソングに。寝坊、忘れ物など、誰しもがしてしまうミスや、それによって抱いた自己嫌悪に対して《少しくらいはヨレてたっていい》と、爽快に歌う。Kobasoloによる風通しの良いアコースティックサウンドのトラックと、由 -iu-の透き通った歌声が、日々を照らしてくれる仕上がりとなっている。
ボーカリストである藤正裕太が、自身のバンドやサポートミュージシャンとして活動を続けていた浅見卓矢(Gt.)と、米バークリー音楽大学への留学から帰国した田島岳(Key.)を迎える形で結成し、のちに長良祐一(Dr.)が合流して今の体制となったレトロポップバンド・THINGSが、最新シングル「Prove it.」をリリース。久保田利伸にインスパイアされたという本作は、夏のファンクポップ・ラブソング。“自分”の色に染まっていく“君”と、君の色に染められた“自分”の両面を描く。ハードに踊れるグルーヴや、アカデミズムに裏打ちされたコード展開、ゴージャスなギターソロなど、聴きどころたくさんの一曲に。
早稲田大学のサークルではっぴいえんどのコピーバンドを行ったことを機に結成された、ジャパニーズ・フォーク・ロック・バンド・The Bagpipes。James Taylor(ジェームス・テイラー)や細野晴臣といった70年代の音楽に影響を受けたという彼らの最新シングル「煙突」は、まさにフォークやソフトロックのエッセンスが強く感じられる一曲に。アートワークや曲タイトルから見て取れる通り、曇り空と煙突の煙の流れを描く。無色な空の表現や、煙に人格が宿ったかのような描写が、どこか現実とは異なる世界を観測しているようで、シュルレアリスティックだ。
都内を拠点に活動しているオルタナティブポップバンド、ノウルシによる新曲「ブルークオリア」。クオリアとは“主観的な体験によって起こる個人の感覚”のことで、例えば自分の認識している青色の物体は、果たして他の人にも自分と同じ感覚で青色に見えているのだろうか、というようにしばしば哲学的問いがなされる概念。《同じ景色を見ていたはずの僕らすらすれ違う》と、この“クオリア”が一致しないことや、その孤独についてを、ドリーミィなインディポップチューンに乗せて歌った一曲となっている。
鈴木匠平(Vo.)、磐梯(Ba.)、成瀬光(Gt.)が今年始動した、70〜80年代のソウル、ニューミュージックにルーツを持つバンド・THE HARD TIMES。これまでInstagramやYouTubeで、大貫妙子「横顔」や小坂忠「しらけちまうぜ」などのカバー動画をアップロードしてきた彼らがついに1stシングル「まどろみに抱かれて」をリリース。恋に敗れた男を描いたという本作では、カバー動画の時点で魅力だった鈴木匠平の気怠げな声が、歌詞の背景にある“悲哀”をより立体的に映し出しているようだ。
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