さらさ × <Candlelight>主催者対談|わからないまま、お互いを許容しあえる場所が作れたら

Interview

文: riko ito  写:神保未来  編:riko ito 

生活に密接に寄り添う「音楽」を介して「社会性・政治性」を新たに見出すイベントプロジェクト<Candlelight>が、2023年11月21日(火)に渋谷WWW Xにて初開催。同イベントに出演するシンガーソングライター・さらさと、主催者のひとりであるアリサの対談企画を実施した。

イベントプロジェクト<Candlelight>の第1回目が11月21日(火)に開催。「こころに豊かさを満たしていく光であり、時に生活に不可欠な灯ともなりうる。誰かにとってのちいさなキャンドルのような時間と空間を」という同企画のコンセプトに賛同した、さらさ(band set)とHomecomingsが出演する。

主催者のアリサが音楽イベントを訪れた際、社会においてマイノリティとされる人々を想定している娯楽の場が少ないと感じたことが、<Candlelight>を立ち上げたきっかけのひとつとしてあるのだそうだ。そのような違和感から、可能な限り多様な属性の人々が心地よく過ごせる空間を構想。たとえば、音楽イベントは聴覚を使って楽しむことがどうしてもメインとなってしまうため、耳が聞こえない/聞こえにくい人々が来場することを考慮し、アーティストのライブやMCには手話通訳を迎える予定だ。

さらに、社会性・政治性を帯びた会話が“関心の高い層だけの営み”と捉えられていることにも疑問を抱き、人の生活に密接に関わる「音楽」を介することで、そういった会話が日常的になされる場を増やしていきたいという思いも同イベントには込められている。

そんな中、今回のイベントに出演するシンガーソングライター・さらさと、主催者のアリサの対談が実現。さらさの楽曲が持つ魅力や出演をオファーした理由、お互いを受け入れながら対話を重ねることの重要性や当日に向けての思いなどについて、ふたりに語ってもらった。

stylist(さらさ):地蔵
衣装:PAMM

「自分が何者なのか」を考えるときに、さらさの楽曲が寄り添ってくれた

ーおふたりは元々お知り合いだったそうですね。どのようなきっかけでイベント出演に至ったのでしょうか?

インタビュイー画像

さらさ:

アリサさんが通っていた大学のブラックミュージックをやるサークルに友だちが入ってて。私はその大学には通ってないんですけど、遊びに行ったのがきっかけで知り合いました。アリサさんが私のライブに来てくれたり、いつも気にかけてくれたりするからご縁が続いていて。イベントをやるということで、ぜひ協力したいなと思いました。

ーそんな繋がりがあったんですね。改めて、<Candlelight>というプロジェクトを始めたきっかけを教えていただけますか?

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アリサ:

私自身はジェンダーにおいて今、ノンバイナリーまたはジェンダークィアを自認してるんですけど、イベントなどの娯楽の場において、ジェンダーに限らずあらゆるマイノリティ性を持った人々がそこに来場することを想定されていないということに疑問を感じていて。

自分も大学の頃に音楽をやっていたり、小さい頃から音楽に救われたりすることが多かったんです。そんなふうに、自分は音楽が好きっていうアイデンティティもあるはずなのに、外に出ると純粋に楽しめない自分がいるみたいな齟齬がありました。なので、「音楽を純粋に楽しめる場がないんだったら、自分で作ろう」というところが自分の内発的動機としては大きかったです。

ーさらささんは、イベントのどんなところに共感したのでしょうか。

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さらさ:

いただいた企画書にイベントの動機が細かく書かれていたわけではなかったんです。でも、<Candlelight>というイベントに込めた思いとか、オファーするアーティストのこともすごく真剣に考えていたので、温かみのあるイベントになるんだろうなっていうのが伝わってきて。自分が出たいなと思ったライブはギャラとか関係なくいつも引き受けさせてもらってるので、絶対出たいなって思ったんです。何ですかね 、生のぬくもりを感じたのかな。

ーさらささんとHomecomingsに出演をオファーした理由をお伺いしたいです。

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アリサ:

今回出てくださる2組のアーティストがいたから、イベントをやりたいっていう発想が生まれた側面もあるんです。私自身、今は自覚的にクィアであると思っていますが、過去には性別というものに対する違和感の正体がわからない時期もあって。その中で徐々に性の揺れ動きを感じ始めたときに、隣にいてくれたのがさらさの作品だったんですよね。

ーさらささんの楽曲を聴いていると、曖昧で揺れ動いている状態も受け入れてくれるような感覚になりますもんね。

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アリサ:

ちょっと話が飛躍するかもしれないけど、さらさの曲って社会規範をも無効化して、“今、私がここにいる”っていうことを歌ってくれている感覚があるんです。その“私”っていうのも確固たるものじゃなくて、どんどん変容していくことを許容してくれる。社会がどうだからとかじゃなくて、揺れ動きながらも自分がどうありたいかとか、自分が何者なのかっていうことを考えるときに、隣に寄り添ってくれたように感じていて。

イベントの企画意図と相反するようだけど、どんな存在であっても社会とか政治に絡め取られてしまう世の中で、それだけに囚われないで「自分って何だっけ」と考える機会って、あらゆる人が必要としているものだと思うんです。社会に受け入れられてないとか、自分はここに即したようには生きられないと思ってる人に対して、「そのままのあなたでいいんだよ」って言ってくれる歌だなって思っていて。
インタビュイー画像

さらさ:

嬉しいです、すごい。

ー性別や、社会的に果たすことを求められる役割を抜きにしても、自分らしくいられるみたいな感覚?

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アリサ:

そうですね。生きてると説明を求められる場面が多いなって思うんです。当たり前のことを改めて言うようだけど、みんな絶対に違うわけだから、誰かにとってのわかりやすい存在になる必要は絶対にない。わからないことを許容しあいながらも手を取りあえる関係性や場所が、すごい理想的だなって思ってて。だから、先ほどお話ししたような魅力が、さらさの作品にあるということはもちろん、イベントとしてもそういう場所だよってことを伝えながら、たくさんの人に来てほしいなと思ってます。

ーさらささん自身は「揺れ動いている状態を肯定していこう」という意識で楽曲を制作されることもありますか?

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さらさ:

わからないことや、わかりあえないことにすごく価値があるよねと思ってはいるんですけど、思考でも物事でも曖昧なことに関してはもやもやしちゃったり、何か答えを出そうとしたりしがちじゃないですか。

私自身も割と完璧主義だったり、白黒はっきりつけたくなってしまう性格だったりするので、ハイヤーセルフ(註:高次元の自分自身のこと)が自分のことを救うために言ってることを書く、みたいな曲の書き方をするときもあって。「それはそれでいいし、そういうものなんじゃない?」「そこから発展するかもしれないし、しないかもしれない」っていうふうに、自分のことをちょっと落ち着かせてあげてるような感覚がありますね。

ー「Virgo」にも《わからなくてもここにきて》とか《とめないで 揺れる心》っていう曖昧な状態も肯定してくれるようなフレーズがありますが、聴いてる人の中にもそういう言葉に救われてる人は多い気がします。

インタビュイー画像

さらさ:

嬉しい。私もめっちゃくらったときは自分で「Virgo」聴きます。「すげえいいこと言ってる」って(笑)。
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アリサ:

え〜、めっちゃいい。
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さらさ:

自分を救うために書いてきた音楽に、聴いてくれた人が同じように慰められてるっていうことを知ると、それがどんどん自分が曲を書く理由にもなってきていて。ミュージシャンとして曲を書き続ける生活の中で、好奇心以外に自分が曲を書く動機ってなんだろうと考えたときに、「まあ、こんなままでもいいか」みたいな、前にも後ろにも進まないことの良さをひとつの選択肢として出せたらいいなと思ってます。

ライブは“エネルギー交換する場”ーー誰もがフラットな立場で楽しむために

ーイベントに込められた思いのひとつに、社会性や政治性を帯びた会話が日常的になされるようになってほしいということがありますよね。おふたりともSNSでご自身の意見をナチュラルに発信されている印象がありますが、日頃どういう意識を持たれていますか?

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さらさ:

私は社会的な問題とか、自分が疑問に思ったことを割と発信するタイプだったんです。でも最近は、他人からどう思われるかという怖さではなく、調べていけばいくほど、白黒つけられないことが多すぎるなって感じることが多くて、あんまり言わなくなってるかもしれない。

大前提として、戦争は嫌だなとか、人が死なないでほしいっていう意志はもちろんあるんですけど、今はその背景を知っていってる途中で。調べていくといろんなことが関係していて、自分が今知ってる情報もどこまで本当かわかんないなって思ったときに、すっと声を上げることができなくなっている感覚があるんです。SNSの文字制限の中で自分が伝えたいことを全部伝えるのは難しいし、自分にはまだ全然わからないことだらけだし。

ーそうだったんですね。

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さらさ:

アリサさんもそうだけど、だからこそ自分の信念とか学んできたことを発信している人がいるのはすごく救いだし、今はもうちょっと自分で考えたいタームのときにそういう人がいるのも心強い。逆にそういう人が、外に向けて何か言葉を発する気持ちじゃないときがあるのもわかる。

性格上そもそも発言をすることに抵抗があったタイプではないし、間違えたくないとかでもないんですけど、いろいろ考えて発言しなくなってる感じはありますね。
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アリサ:

さらさみたいに表舞台に立つ人とか、いつも社会について発言してくれる人たちがヒーローなわけでもないとも思うんです。この人が言ってるから正しいと思い込んでしまうのはよくないことだし。

自分が発言することが正解だという確信があるわけではないけど、何かしらの意思表示をする。声を上げるってそういう側面があってもいいと思うんです。圧倒的な暴力とか大きな力によって踏みつぶされそうなときは、そこに対抗していくっていう側面もあると思います。でも日常的に何かを考え続ける中で、いつも正解を叩き出さなきゃいけないわけではなくて。「私はこう思うんだけど、他の人はどうなんだろう」っていう意見の交換を、いろんな人が変わる変わる、しかも混じりあいながらやっていくってことだと思っていて。

ー正解、不正解に囚われない個々人の対話が、もっとなされても良いはずですもんね。

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さらさ:

あと私は、生身の人間同士だったら関わらない範囲の人が、わざわざSNSで自分の思想とか、いろんなことに対してゼロ距離で来ることになんとなく違和感はあって。対音楽に関してはね、作品だからまた違うけど。ってなったときに、SNSとかで自分の大事に思っていることを知らない人に対して言う必要があるのかなって思っちゃう。好きな人とか大事な人に話したいし、その人たちにもいろんな意見があって、「それ違うんじゃない?」とか「こう思うけどな」みたいなことを伝えあうことのほうが重要で。

ーすごくわかります。

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アリサ:

でもさ、ちょっと話が変わっちゃうけど、やっぱり政治とか社会に関心がないとか無関係でいられると思ってる状態が一番怖いと思うんだよね。その人なりの理論やイデオロギーがあって意見を言ってる人は自分と全く意見が違かったとしても対話はできそうだなって思う。それはその人の立場とか、生きてきた背景とかも関係してくると思うし。それがある上で、「なんで?」って言いあいながらも生活の場はどうしたって共にしていくことって、もっと成立しそうなのにって思う。

ーイベントを作るにあたって、そういう対話ができる場をもっと作っていきたいみたいな感覚もあったんですか?

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アリサ:

それもすごい考えていて。ステージで自分が素晴らしいなって思う作品を観てるとき、与えてくれる人と与えられる人みたいな感覚に陥ってしまうことがあるんです。でも本当はそうじゃないはずってどこかで思ってる。

たとえば二部制でアーティストと一緒に哲学対話する場と、その後にライブっていうふうにやってみたら、いつもと音楽の聴こえ方が全く違うものになる気がしてるんです。哲学対話って誰が偉いとかじゃなくて、対等に対話ができる仕組みでもあると思うので。今回のイベントではそこまでできないけど、<Candlelight>として続けていく企画の中ではそういうような試みもしていきたいなと思ってます。
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さらさ:

受け取る側と与える側の構図になってしまうのは、本当にわかります。でも、よく私はライブで「ここで待ちあわせして、エネルギーを交換する場」っていう表現をするんですけど、私が相手に何かを与えているっていうより、もらってるみたいな感覚のほうが強くて。

だからサイン会とかも好きなんです。なるべくライブの後にお客さんと話せる機会が欲しいのも、私はMCで喋れるけど、みんなは喋れないから。喋りたい人きっといるじゃないですか。客席から「何とかだよね!」って言う人、たまにいるけど(笑)。

ー普通に会話したいんだな、みたいな(笑)。

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さらさ:

「喋ってきた!」と思いますよね(笑)。サイン会でも「本当に嫌なことあってさ」みたいなことを言う人とかもいるんですよ。「だから今日あの歌沁みたんだよね」って言ってくれたり。そういう会話ができると、本当に救われるんです。自分の音楽を好きでいてくれる人と会話をしたいとか、どういうことを考えてるのかなって知りたいアーティストっていっぱいいると思ってて。だからすごくいい企画だし、ぜひやってほしいですね。

わからないなりに手を差し伸べあって、緩やかな繋がりが生まれたら

ー<Candlelight>の当日、手話通訳の方をパフォーマンスに迎えられると思うんですけど、さらささんはいつもと変えようと思っていることはありますか?

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さらさ:

特にないですね。手話の方がいるので、MCも事前に考えたり、セットリストも早めに決めたりといった準備段階での変化はあるんですけど、当日は普段通りやろうと思ってます。

ー現段階で、もう何かコミュニケーションを取られていたり?

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さらさ:

一回ミーティングさせてもらって、これから曲の内容とかをお伝えしていく感じですね。
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アリサ:

手話での翻訳って、歌詞をそのまま変換できるわけじゃなくて、全く違う言語に言い換えていくような作業なんです。そうすると、さらさのこの歌詞はどういう意図なのかということを聞いていかないと、伝えたい意図通りの翻訳ができなくて。「比喩としてこういう歌詞で伝えてるけど、こういう意味なら手話ではこういうふうに言わないと伝わんない」とか、「その比喩も曖昧なままいくのか」とかの擦りあわせも今後起こると思います。

ー当日はどういう場にしていきたいですか?

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アリサ:

手話の観点でいくと、耳が聞こえにくい/聞こえない方にも音楽を楽しんでほしい気持ちももちろんあるけど、「楽しめるように場を用意しましたからどうぞ」っていう傲慢さはあまり持ちあわせたくないと思っていて。私は耳が聞こえないということに関しては当事者ではないので、今やろうとしていることが正解なのかも正直わからないし。でももしそういう方でこの場を楽しみたいって思ってくださる方がいるとしたら、私たちにできることを提供できればっていうふうに思っていて。

手話だけじゃなくて、私たちがやってることは全て正解で素晴らしいイベントですって言えたほうが、宣伝的にはいいとは思うんです。でも、正解がわからなくても、イベントに来たいって思ってくれた人たちに、私たちなりの最善策と今できる限りの手を差し伸べるから、その手がどんどん続いていったらいいなと思っていて。みんなそれぞれ違う人だけど、この場に集まって一緒に何かを体験したっていう共通項で何か緩やかな繋がりが生まれたらいいなと思っています。

ーさらささんにも、当日に向けての思いをお伺いしたいです。

インタビュイー画像

さらさ:

コロナ禍でスランプになって音楽が作れなかったとき、自分は曲を作るとか音楽っていうものにすごく依存しているなと思って、怖くなったことがあったんです。自分はこれだけ音楽に依存しているけど、耳が聞こえない人とどうやってコミュニケーションを取るんだろうって。自分のことをわかってもらえたり、人とうまくコミュニケーションを取れた成功体験が音楽しかなかったので、音楽がない人にも同じように自分のことをわかってもらえるのかなって、考えていた時期があったんです。

ーそうなんですね。

インタビュイー画像

さらさ:

でも結局そこで思った答えは、何かに変換して楽しむことももちろんできるけど、音楽はやっぱり音楽でしかないんだよなということで。それは事実なので、それはそれでいいと思っていて。その事実がある上で、音楽を用いても用いなくてもどうコミュニケーションを取っていくのかってことを考えていきたいんです。

だから今回は、耳が聞こえない方が音楽とかライブに対してどういうふうに感じてるのか、新しい意見を聞けたり、新しい人と出会ったりできる場だなと思っています。自分が何かを与えるっていうことよりも、来てくれた人とか、出来上がった空間から自分が何を感じるのか。それが他のライブと全然違うと思うので、また楽しみなところですね。

ーわからないことも多いけど、わからないままお互いに歩みよって、いろいろなことを試せる場になりそうですね。

インタビュイー画像

アリサ:

手話の勉強をしてる方から、このイベントを知りましたって連絡をいただいたりもして。数としては多くないのかもしれないけど、確実にこのイベントを欲してくれてる人はいるなって感じているんです。

大きな企業が企画してるライブよりも集客力とか話題を作る力がどうしても弱い中でも、イベントに来てくれる人たちに確実に何かを伝えていくことができるのは、一個一個自分たちの手で作ってるからこそだと思ってるから。頑張って当日を迎えたいですね。
インタビュイー画像

さらさ:

大変だよね、イベントを作るの。いい1日になりますように。楽しみにしています。

EVENT INFORMATION

Candlelight

2023年11月21日(火) at 渋谷WWW X
OPEN 17:30 / START 19:00
¥4,500+1D

■ARTIST
さらさ(band set)
Homecomings
中嶋元美(手話パフォーマー)
Kuniy(手話パフォーマー)

■DJ
kaolinite

■SHOP
雑貨と本gururi
twililight
vegan cafe PQ’s

RELEASE INFORMATION

さらさ New Single「f e e l d o w n」

2023年10月18日リリース
label:ASTERI ENTERTAINMENT

▼配信URL
https://asteri.lnk.to/salasa.feeldown

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◼︎さらさ(写真右)

自由な発想とユニークな視点を持つ湘南出身のシンガーソングライター。ソウル、R&B、ロックなどあらゆるジャンルを内包し、どこかアンニュイなメロディと憂いを帯びた歌声で聴くものを虜にする。

2022年4月に1st EP『ネイルの島』をリリース。鞘師里保、Michael Kanekoへの歌詞提供をはじめ、さかいゆう、清 竜人、s**t kingz、碧海祐人、gatoなどの楽曲にも参加。 さらに、デビューからわずか1年で<FUJI ROCK FESTIVAL '22>への出演を果たした。

悲しみや落ち込みから生まれた音楽のジャンル“ブルース”に影響を受け、自身の造語「ブルージーに生きろ」をテーマに、ネガティブな感情や事象をクリエイティブなものへと転換。音楽活動だけに留まらず美術作家、アパレルブランドのバイヤー、フラダンサーなど、マルチに活躍している。

2022年12月に1stアルバム『Inner Ocean』をリリース。2023年12月12日(火)には、東京・渋谷WWW Xにてワンマンライブ<( star )>の開催を予定している。


◼︎アリサ(写真左)

イベントプロジェクト<Candlelight>主催者。

YouTube『ありさきちゃんねる』で包括的性教育を妹と発信。その後、性やジェンダーに関するテーマを中心に表現活動を続けている。
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