「脳科学から見る音楽ビジネスの新領域とは(前半)」吉田岳彦(テクロコ)|Music Cross Talk

Music Cross Talk

文: Asahi 

「音楽×○○」をテーマに掲げ、様々な視点から音楽の新しい価値観を追求していく連載企画第3弾。今回はゲストは、株式会社テクロコでプロダクトマネージャーとして活躍する吉田岳彦さん。計算論的な脳・神経科学研究の経験を活かし、ブロックチェーンやAIなどの最先端の技術を取り扱ってきた吉田さんの趣味は音楽。そんな吉田さんを、パーソナリティーのTORIHADAの若井映亮とStar Musicの中村雄太がインタビュー。

音楽を脳科学で見る吉田岳彦って!?

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若井映亮:

この度は僕らの連載企画にご出演頂きありがとうございます。吉田さんってブロックチェーンやAIについてめちゃくちゃ造詣が深いですよね。これからの音楽シーンってこういったテクノロジーが欠かせないと思うんです。なので、いつか吉田さんをゲストに招き、お話を伺いたいなって思っていました。実現できてよかったです。
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中村雄太:

ありがとうございます。まずは読者の皆さんに吉田さんの活動について教えてください。
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吉田岳彦:

株式会社テクロコという会社でプロダクトマネージャーをしています。4つほどあるプロダクトのうち運用型広告の総合管理プラットフォーム『ATOM』やソーシャルの統合管理プラットフォームの『ライクル』を担当しています。
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若井映亮:

株式会社テクロコの前もいろんなことをやっていましたよね。
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吉田岳彦:

もともと脳・神経科学の研究者だったんです。それから楽天でエンジニアをやっていたこともありましたね。他に広告代理店で営業の仕事もしたことがあったり、会社も職種も様々なことを経験してきましたね。やってきたことがバラバラなので、「何やっている人?」って思われがちなんですけど、一貫して興味があるのは、「人が物を買う行為の動機は一体に何なのか」ってこと。「人が何に興味を持ってアクションを起こすのか」っていうことを研究してきたんです。
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若井映亮:

脳・神経科学の研究者だったってはじめて聞きました。
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吉田岳彦:

そうなんです。楽天に移った理由も24時間365日、ずっといろんな大きなモノから小さなモノまで色々売っているから。トラベル、ポイント、ID関連とかいろんなデータをいっしょくたに扱える部署にいたんです。思い返してみると「動機」って、心理学でいうと視覚刺激や聴覚刺激があって、脳のシステムが反応して、最終的にアクションに出るっていうことなんです。その枠組みの中で重要なデバイスの一つがスマホだと考え、2011年にはサイバーエージェントに入社したんです。そこからは広告を中心に、モノを売ったり買ったり作ったりを様々な会社でやってきましたね。
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中村雄太:

めちゃくちゃすごいですね。では早速なんですが、音楽×〇〇の話題でお話をしていければと思います。
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若井映亮:

エンジニアならではテーマも面白そうだし、「音楽×AI」の話しも興味あります。「音楽×ブロックチェーン」のことや、また違った角度から「音楽×マーケティング」の話しでも良いと思っていて。
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吉田岳彦:

では、せっかくなので「音楽を広める」ための音楽×マーケティング、「音楽を作る」ための音楽×AI、「音楽を管理する」という意味での音楽×ブロックチェーンの大きく3つに分けて話していきましょう。

次ページ:音楽も感動体験も実は科学されている!?

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吉田岳彦

株式会社テクロコのプロダクトマネージャー。広告領域では営業、プロマネ、データサイエンス、エンジニア。金融領域ではブロックチェーン領域のコンサル、事業開発。HR領域ではデータサイエンス、データサイエンティスト採用など、幅広く活動している。脳・神経科学の科学者から始まり、楽天、サイバーエージェント、電通デジタルなど、様々な大手企業での職歴も。「人間がアクションを起こす動機」というものに付いて脳の仕組みやマーケティング、広告などあらゆる角度で追及し続けている。さらに神経科学領域やセラピスト領域にも造詣が深い。
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