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文: 黒田 隆太朗 写:宮本七生
DENIMSの音楽は人を笑顔にする。陽気な音色と人懐っこいメロディ、小気味良いファンクのリズムに揺られると、日々の嫌なことがスコーンっと飛んでいくのだ。そして、釜中健伍(G&Vo/通称:カマチュー)が書く人間味溢れるリリックである。情けない本音とそれを覆さんとする前向きな意志が、磨き上げられたグルーブに乗って耳に飛び込んでくる。そんな飾らない言葉と磨かれた音楽のミックスに魅了されるのである。
『makuake』以来1年ぶりの新作『more local』には、カマチューの内面の変化が記されている。本作を代表する名曲「I’m」のテーマはズバリ「自分を認めてあげること」。卑屈な自分を受け入れ、弱さも武器へと転化させるマインドシフトがこの曲のメッセージの根幹である。先日松原大地(B)の脱退が発表されたが、それでも彼らは明るい方へと進んでいくのだろう。「次に行けた」というカマチューに、新作について語ってもらった。
ー最近よく聴いている音楽ってありますか?
日本語のラップとか、ヒップホップはずっと好きですよ。ただ、色々聴くからどっぷりと「これ」っていうものはないかなぁ。あ、でも、Bruno Majorはハマってたっす。今年出たのも(『To Let a Good Thing Die』)好きですし、1個前のアルバム(『A Song for Every Moon』)も聴いていました。
ーどこにピンと来ました?
ジャズギタリストとしての側面を見てもクオリティは高いし、歌ものとしての良いメロディがある。で、めちゃくちゃ黒っぽい曲もあれば、白人っぽい感じの雰囲気もあって、それ全部を絶妙な塩梅で聴かせてくれるから。あと、Theo Katzmanっていう人のアルバム(『Modern Johnny Sings: Songs in The Age of Vibe』)もめちゃくちゃ聴いたっすね。Vulfpeckのドラムとかやってる人のソロ作です。
ー『more local』の曲はコロナ禍前に作っていたものですか。
半分半分くらいですね。「Stomp my feet」と「そばにいてほしい」はコロナ禍の前に出していて、「The Lights」は半分ぐらいできてたのかな。リード曲の「I’m」も曲だけ出来ていて、歌詞は後から書きました。曲も歌詞も完全にコロナ禍以降に作ったのは「Crybaby」と「Crush」です。
ーこうした社会になったことで、何か影響受けたとは思いますか?
そうですね、自然とそのことについても歌っていて、特に「Crybaby」はそうかもしれない。「Crush」はちょっと怒ってる感じですかね。
ー何に?
SNSに(笑)。
ーなるほど(笑)。
みんな必死なんやなと思って、ちょっと気持ち悪かった。主張があったらSNSで言わなきゃいけないみたいな風潮もよくわからないし、僕は主張があるからこそそこでは言いたくないと思って、一切何も発言しなかったんですけど。薄っぺらい知ったような言葉で、正義感振りかざしてる感じとか、ポリシーを伝えるために言ってるというよりも、マウント取りと言われているようなモノなものが多かった気がして。それに対してちょっと怒ってましたね。
ーそれで<早く燃やしてよ fuzz guitar>と。
そうですね(笑)。でも、結構その感覚はずっとあるかもしれないです。これまでも、めっちゃあたたかいポップな曲でも、どっか怒ってたりはしてたんですよ。
ー何故?
ミュージックビデオを録ってくれてたイッセイ君って子がいて、彼は自分でもラップをするし、ヒップホップ界隈でよくビデオを録ったりしている人なんですけど。彼に言われてたんです、「カマチューの曲は、書き方としてはちょっとヒップホップのアティチュードがあるな」って。前作だと「夜にとけて」とか「さよなら、おまちかね」がそうなんですけど、曲調としては明るくても、ラップを書くような感じのマインドで書いている感じがあって。それは僕の癖というか、周りの友達の影響でそういう書き方をしているところはあるのかもしれないです。