文: DIGLE編集部
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)が新設するV&A East Storehouseにて、2025年にDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ)に関する8万点以上の資料を収蔵した「デヴィッド・ボウイ・センター」がオープンする。
同センターでは、手書きの歌詞、手紙、楽譜、愛用の楽器、衣装、写真、映画、ミュージックビデオ、セットデザイン、アルバムアートワークなど1960年代の活動初期から2016年に至るまで、約60年に及ぶキャリアにまつわる資料を公開。
フレディ・バレッティ、山本寛斎、アレキサンダー・マックイーンらがデザインしたステージ衣装や、「Fame」「Heroes」「Ashes To Ashes」といった楽曲の手書きの歌詞、映画『地球に落ちて来た男』(1976年)のスチール写真のコラージュ、テリー・オニール、ブライアン・ダフィー、ヘルムート・ニュートンなどの写真家が撮影した7万点以上の写真もラインナップする。
その他、Brian Eno(ブライアン・イーノ)のシンセサイザーやMarc Bolan(マーク・ボラン/T. Rex)が贈ったスタイロフォン等レコーディングで使用された機材に加え、これまで公にされていなかった未完成のプロジェクトなども公開予定。
同施設の設立は、ブラヴァトニック・ファミリー財団とワーナーミュージックグループによる1000万ポンド(約16億4000万円)の寄付、さらにデヴィッド・ボウイ財団の支援により実現。アーカイブの継続的な保存、調査、研究のサポートも行う。
音楽、映画、ファッションなど、多方面に影響を及ぼした偉大なアーティストの軌跡がまとめられた施設となる予定だ。
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