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文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
東京のライブハウス/クラブを中心に活動するbedが、4thシングル「mother ship」をリリースした。ニューウェーブのレトロ近未来的で機械的な質感、パンクのフィジカルなエネルギー、サイケデリックな酩酊感や快楽的なエレクトロポップの香りなど、さまざまな要素のシナジーによって今回も、ロックバンドであること以外のカテゴライズは不要の、圧倒的に“bed”と言える曲に仕上がっているという。なお本作は、〈HIP LAND MUSIC〉によるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタルリリースをサポート。
さらにbedは、4月22日に渋谷WWW Xにて、DJクルーSUPERFUZZとのパーティ<SLEEPWELL version 2>の開催も控えている。ゲストにはNo Buses、Luby Sparks、Gliiico、Sisters In The Velvetがラインナップ。また同日深夜に開催されるアフターパーティには、eitaro sato(indigo la End)らの追加出演が決定し、これでフルラインナップが出揃った。
インディー/オルタナティブロック発の、いまもっとも刺激的なムーブメントをぜひ体感してほしい。
東京で活動をスタートして1年。bedがライブバンドであるということは、まだごく小さな界隈ではあるが、ある程度まで周知できた自負がある。
そんな流れの中で、昨年リリースした3曲のシングルもまた、ライブ演奏の熱量、フィーリングを閉じ込めることに注力した(それはリスナーに対してでもあり、自分たち自身のためでもあった)ものだった。
それに対して、2023年最初のリリースとなる今回の「mother ship」は、“ライブ感”という軸とは距離をとり、音源(リスニング)作品としてのクオリティーにフォーカスを合わせた。
そうなると、英米と日本との音源編集のセンスやレベルの差が立ちはだかる。その問題と対峙したうえで、世界照準で現在進行のロックミュージックのテーブルに並べても独自性があり、勝っていると思えるような曲を作ること。2023年のロックミュージックを鳴らすこと。それがリリースにあたってのジャッジラインだった。
音源を作るうえで、“完璧”だと思える日なんて永遠に来ないかもしれない。ただ、今回の「mother ship」で少なくとも第一コーナーは回れたのではないかと、今のところは思う。ロックやロック音楽の何かしらに興味のある人なら、きっと楽しめるはず
RELEASE INFORMATION
『mother ship』
2023年4月12日
bed
配信リリース
〈bedsleepwell〉外部リンク
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