日本の良質な音楽を発掘するプロジェクト『J-DIGS』からChee Shimizuが選ぶプレイリスト公開

Playlist

文: DIGLE編集部 

今年111年目を迎える〈日本コロムビア〉のアーカイブを中心にセレクトしたChee Shimizuによる最新プレイリストをご紹介。

〈日本コロムビア〉がスタートした日本にまだ眠る良質な音楽を発掘し、世界に紹介していくプロジェクト『J-DIGS』。

カルト的人気を誇るオンライン・レコード・ショップORGANIC MUSICと実店舗PHYSICAL STOREから、日々ディープかつ良質な作品を紹介し、DJとしても活躍するChee ShimizuがJ-DIGSのためにコンパイルした全6回のプレイリストシリーズが公開。

アンビエント、シティ・ポップ、ジャズ、アヴァンギャルドからニューエイジに至るまで独自の審美眼と、長年のディグに裏づけされた豊富な知識から生まれたプレイリストとなっている。

オブスキュア・サウンドを世界に広めるChee Shimizu選曲によるプレイリスト

Another Ambient Place

近年、海外音楽マニアの間でも注目され、音源発掘やリイシューが進んでいる日本の環境音楽をChee Shimizu氏の目線でセレクト。

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A Costal Road Trip

米英からの影響を受けた70・80年代の日本のポップ・ミュージック=「シティ・ポップ」。バブル崩壊とともに一度は廃れたが、時代も国境も超えてブームを起こしているシティ・ポップも、彼の手にかかるとひと味違うセレクションに。夏のドライブにぴったりのGroovy & Tropicalなプレイリスト。

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Deep Float in Jazz

日本の「シティ・ポップ」が海外で評価されていることはよく知られているが、実は日本のジャズもここにきて世界から大きな注目を集めている。世界の音楽ファンを魅了する“和ジャズ”を、東京から世界に新しい音楽の嗜みを発信する選曲家 Chee Shimizuが独自の目線でセレクト。

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Is It Avant Or Not?

ポップスに潜む”アヴァンギャルド” 。テクノロジーの発展そして西洋ポップカルチャーの影響は、日本のポップスに何をもたらしたのか?ポップスとノンポップスの境界線はどこにあるのか?を問いかけるChee Shimizu氏のアヴァンギャルド・ポップス・セレクション。

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Nature, Rhythm & Dedication

環境音、日本の伝統音楽を感じさせるリズムやメロディー、電子音など、自然との調和や一体感を表現した多様な日本の音楽を紹介。オブスキュア・サウンドを世界に広めるChee Shimiz氏ならではの、瞑想系ニューエイジ・セレクション。 

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The Singer’s Voice

佐藤奈々子大野えり弘田三枝子しばたはつみ美空ひばり金延幸子笠井紀美子カルメンマキ浅川マキなど、魅惑的で個性的な歌声を持つ日本のディーバたちの名曲をセレクト。最近では昭和歌謡にも目を向けているという、Chee Shimizu氏の幅広い音楽志向が垣間見えるセレクション。

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PROFILE

Chee Shimizu

リスニング、アンビエント、ダンス、実験音楽、和モノなど幅広いプレイ・スタイルを得意とし、国内外で長きにわたり活動を続ける。選曲家、文筆家、プロデューサー、レコード・ショップ/レコード・レーベル主宰など、音楽旅先案内人としても多彩な仕事に従事し、リミックス/リエディット・ワークも多数こなす。昨今は即興音楽家とのライブ・セッションにも取り組んでおり、LAのESP InstituteからChee Shimizu + miku-mari名義でのアルバムが2021年2月にリリースされたほか、海外アーティストに提供した最新リミックスのリリースも控えている。著書に『obscure sound 桃源郷的音盤640選』『OBSCURE SOUND REVISED EDITION』(共にリットー・ミュージック)。

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