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ミト(クラムボン)のお祝いコメント&おすすめ曲:
いわゆる昨今のシティポップ、もっと言えば日本から発生したソウル・リヴァイヴァル的な音楽の走り、そしてカニエやロバート・グラスパーのようなソウルからポストロック、ニューウェーヴへの歩み寄りが生んだオリジナリティのある音楽の系譜を、日本のバンドで初めて感じたのがこのバンドだった。月並みに聞こえるかもしれないが、常々思う。このバンドの登場は早すぎたと。オオヤユウスケ(Polaris)のおすすめ曲:
なんども聞いてしまう、大好きな曲。MVも素敵だった。オオヤユウスケ(Polaris)のおすすめ曲:
あの懐かしいカラオケ映像スタイルのMVが衝撃的だった(笑)。 が、それを最初に見たのが、まさにMVに出てくるようなバーだったことがそれ以上に衝撃的だった(笑)。オオヤユウスケ(Polaris)のおすすめ曲:
いつもとすこし違う歌の世界感、メロディーとその気配が好きです。結成10周年おめでとうございます。ボーカル中野くんとは定期的にやりとりしたり、会ったり飲んだりしますが、久しぶりにメンバーみんなと会いたいなぁ。なので、今度ライブに遊びに行かせていただきますね。自分たちのペースを大切に、じっくり着実に進めていくスタイル。そんな姿勢がいまの時代の空気にあっていて、とてもかっこいい。リスペクトしています。これからも素敵な楽曲をたのしみにしています。
能町みね子のおすすめ曲:
自分のラジオで当時かけたのでやっぱり思い出としていちばん大きい。友人が気に入って、ラジオ放送後すぐDJプレイ中にこれを挟み込んでくれたのが嬉しかった。能町みね子のおすすめ曲:
すごく場違いな私がなぜかミキシングのとき(?)に居合わせてしまいました。あのときはありがとうございましった。能町みね子のおすすめ曲:
中野くんのすっ飛んでいくような高音が好きでEmeraldというと私はわりとこの曲が最初に思い浮かぶ。私が20代の半ばくらい、特に今のような文筆活動もせず、インディーズのバンドのライブにばかり足を運んでいたあの頃は私の遅れてきた青春時代であって、そのときに見たPaperBagLunchboxは私の青春の1つの象徴でもあった。当時の中野くんは少し危うい浮遊感でステージを舞いながら、でも終わったあとは気さくに(気さくすぎるほどに)話してくれる青年といった感じで、音楽をやっていない私も何かの同期のような気持ちでいた。
その後PBLがいろいろあってなくなってしまったときは心配する一方で「私の(私たちの)青春時代も終わりなのかなあ」と思ったし、Emeraldとして音楽活動を始めたときも、ホッとする一方で「私も(私たちも)大人になっちゃったのかなあ」などと思っていた。
しかし、それから10年経ったのだ。大人になったということは何か諦めたとか純粋なものがなくなるとかネガティブなことではなく、部分的に欠けていた人生の円環がつながったような、つながったうえでまた二週目の円環をつないでいくような、そんなことなのかもしれない、と、私はやっとそんな境地に来た気がする。これからも私たちの独立した道のりを、つかずはなれずお互いにときどき見守るような、そんな私と中野くんとEmeraldであれたら。
Shingo Suzuki(Ovall)のおすすめ曲:
ミックスが好き。不器用さと前向きさと、バンドの匂いと、生々しさ。10周年、おめでとうございます! 更に熟成を重ね、気が早いですがイイ感じの20年モノになって欲しいバンドです。これからが楽しみ!
木暮晋也(ヒックスヴィル)のおすすめ曲:
「ムーンライト」は中野陽介くん(VO)に参加していただき木暮晋也バンドでライブカバーしました。 名曲ですね。’21年の新作群も、ギター参加の「Sunrise Love」MV映像も良かったです。揺るぎないクールさとホットなスタイル。 Emeraldの音楽に触れるたびに絶妙なセンスを思い知らされます。 祝!10周年。 素晴らしい極上のシルキーミュージック、このまま突き進んでください。 是非またご一緒しましょう。
柴 那典(音楽ジャーナリスト)のおすすめ曲:
CINRAの柏井万作さんが渾身の記事を書いていて、それをきっかけにEmeraldのことを知って、そのときに最初にいいなと思った曲。冒頭のピアノのコード感とリズムのもたりに「おっ!」と反応した記憶がある。柴 那典(音楽ジャーナリスト)のおすすめ曲:
『Pavlov City』の中で好きな曲を挙げるならこれ。この曲も冒頭のピアノが耳をひいて、あとは後半の転調もいい。柴 那典(音楽ジャーナリスト)のおすすめ曲:
なんだかんだで夜の情景がしっくりくる。ホーンセクションもお洒落。もっと懐かしくなるかなと思っていた。改めてEmeraldの楽曲を聴き返して印象深かったのは、タイムレスだなあということ。不思議と、過去の感じがしない。2010年代はなんだかんだでいろんなことがあった時代で、アイドルとか、フェスとか、EDMとか、いろんな華やかなりし光景が僕の中ではしっかりと残像になっているんだけれど、Emeraldの、夜の海を泳ぐような感覚は、古くなってない。
こういう仕事をしているもんで、ネオソウルとかジャズとか、Emeraldの音楽性をいろんな同時代性の中に結びつけるような文章を書いてきた。2019年にアナログ盤でリイシューされたときの『Pavlov City』のライナーノーツにもそういうことを書いた記憶がある。でも、やっぱり残ってくるのは、そういう時代とのリンクよりも、夢想し続けるタフネスのようなものなのかもなあと思う。音楽雑誌の編集者だった頃にPaperBagLunchboxの初期のライブを観て、そのときから変わってない感覚があるなと。
結成10周年記念ライブ
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