“移動せずに世界旅行” Nenashi選曲プレイリスト『Diggin' Inside Nenashi』XamVolo、リトル・ドラゴンなど|連載2/4

Rensai

文: DIGLE編集部 

人種も国籍も不明、謎に包まれたアーティストNenashi。彼が*Traveling without moving =「移動せずに世界旅行」をテーマに全世界からピックアップした楽曲を毎週更新。“根無し草”として様々な国や地域を転々と旅する彼のインスピレーション源を探る。第2週の旅先は「ヨーロッパ」。

Nenashiが“移動せずに世界旅行”をテーマに選ぶプレイリスト『Diggin’ Inside Nenashi』

第2週「ヨーロッパ」

In Love and War / XamVolo

インタビュイー画像

Nenashiセレクトコメント:

イギリスのR&B シンガー、プロデューサー他の1曲。シンプルなビートから、シンセのリフが入ってくる瞬間は、キター!って感じでノリノリな顔になります。

A song from a British singer, producer and more. Just keep riding the simple raw groove then the synth riff hits you and my face is like Spice Adams.

High / リトル・ドラゴン

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北欧スウェーデンのエレクトロR&Bバンド。新作も素晴らしいですが、浮遊感漂う曲調にYukimiの心地よいヴォーカルが合わさって、ずっと聞いてられます。

Wavey tune by a Swedish electro R&B band. The new album that just came out is fabulous too but I chose this dreamy dancer from one prior. I can listen to Yukimi’s soothing vocals all day long.

Lemons / Rejoicer

インタビュイー画像

Nenashiセレクトコメント:

イスラエル出身、現在〈StonesThrow〉レーベルからリリースを続ける、キーボーディスト/トラックメイカーの歌モノ曲。シンセの音色とプレイがクセになる。インスト曲、バンドアレンジもかっこいいアーティスト。

An Israeli keyboardist/trackmaker who continues to release gems from Stones Throw Label graces us again with a rare non instrumental tune. Not only his choice of synth pads but his odd number play is addictive. One of those artists who does a superb job on an instrumental track and band arrangements.

Nenashiセレクトプレイリスト

Release Info

Nenashi『Be (Vis ta Vie) feat. 20syl from Hocus Pocus』

2020.4.8 release
DOWNLOAD / STREAMING

maeshima soshi『Tide feat. Nenashi』

2020.5.22 release
01: Tide
Spotify
Apple Music

Nenashi Profile

シンガー/ラッパー/プロデューサー/トラックメイカー。
アメリカ、カナダ、ブラジル、バハマ、アルゼンチン、韓国、香港、日本、タイ、カザフスタン、フランス、イギリス、ドイツ、スイスなどさまざまな国や地域を転々と旅する“根無し草”。
深みのある高音と最小限にまとめられた音像は、特にPrince、D’Angelo、Bilal、Earth, Wind & Fire、Michael Jackson、A Tribe Called Quest、Pharrellなどに影響を受け、さまざまなジャンルや世界の文化、宗教、価値観からインスピレーションを得るアーティスト。
2017年にorigami PRODUCTIONSのアーティストやEd Sheeranが起用されたTVドラマ『僕たちがやりました』の劇中で流れたShingo Suzuki feat. Nenashi 「Countless Luv」に問い合わせが殺到。レイドバックしたShingo SuzukiのLo-Fi Hip Hopに乗せて軽やかにラップするNenashi。突如現れた謎のアーティストがネット上を賑わせた。
そして遂に、2019年3月に1st single「Lost in Translation」でデビュー。
ベールに包まれた存在にも関わらず、Apple Music「今週のNEW ARTISTS」に選出。先入観なしに “音” に反応した音楽ファンや関係者の間で瞬く間に火がついた。
また、初のパフォーマンスの舞台となったレーベル主催のイベント『oirgami SAI』は即完、またレーベルメイトであるOvallの代表曲「Come Together」の作詞を手がけ、リリシストとしても圧倒的な才能を発揮。
同年 9月には 2nd single「Satellite Lovers」をリリース。オルタナソウル・ヒップホップの登竜門的なプレイリストとして、世界中のフォロワーが注目する欧米の大型プレイリスト「Butter」にピックアップされる快挙をおさめつつ、カルチャーマガジン「BRUTUS」にて特集されるなど国内外問わず、大きな注目を集めた。
そして、2020年4月にフランス国民的ヒップホップグループ “Hocus Pocus” のラッパー 20syl を迎えた最新曲「Be (Vis ta Vie) feat. 20syl from Hocus Pocus」をリリース。
Spotify 公式プレイリスト「Soul Music Japan」の表紙に登場、世界9カ国(シンガーポール、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナム、香港、タイ、インドネシア、日本)の「New Music Friday」、さらには海外の大型プレイリスト「Chill Vibes」(130万人フォロワー)、「Alternative R&B」(90万フォロワー)など次々とリストイン。
J-WAVEのランキング番組「TOKIO HOT 100」では13位まで急上昇した。
ワールドワイドな活躍をみせながらもミステリアスな存在は依然として謎のまま、世界中の音楽フリークがこぞってシェアする注目のマルチアーティスト。

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