“移動せずに世界旅行” Nenashi選曲プレイリスト『Diggin' Inside Nenashi』Joji、Seba Kaapstadなど|連載4/4

Rensai

文: DIGLE編集部 

人種も国籍も不明、謎に包まれたアーティストNenashi。彼が*Traveling without moving =「移動せずに世界旅行」をテーマに全世界からピックアップした楽曲を毎週更新。“根無し草”として様々な国や地域を転々と旅する彼のインスピレーション源を探る。第4週の旅先は「ワールド」。

Nenashiが“移動せずに世界旅行”をテーマに選ぶプレイリスト『Diggin’ Inside Nenashi』

第4週「ワールド」

SLOW DANCING IN THE DARK / Joji

インタビュイー画像

Nenashiセレクトコメント:

オーストラリアと日本にルーツを持ち、現在アメリカを拠点に活動するシンガー。88risingの中でも異彩を放つキャラクター。この曲ではスローに燃え上がってます。

Singer with roots from Australia and Japan that is currently based in U.S. A stand out even with the 88rising crew burns up slowly on this fire ballad.

Don’t / Seba Kaapstad

インタビュイー画像

Nenashiセレクトコメント:

南アフリカ出身の男女混声シンガーにドイツ出身のミュージシャンが集まった多国籍バンド。トラックも独特なエレクロトとアコースティック感が混ざり合い、ヴォーカルも素晴らしいバランス。ビートの心地よさだけでなくハーモニーでも魅せてくれるアレンジ。

A multi-racial international band that is formed by South African singers (male and female) and German musicians. The track weaves through electro/acoustic sounds and welcomes a great balance of the mixed vocals. An attractive arrangement with beat and harmony.

SoulFlower / Noah Slee

インタビュイー画像

Nenashiセレクトコメント:

トンガ出身、ニュージーランドを経て、ベルリンに拠点を構える、シンガーソングライター。アブストラクトなイントロから一気にサビで広がります。耳が喜ぶNoah Slee のファルセットを存分に堪能出来る1曲。

Born Tonga, via New Zealand, based Berlin, Noah Slee is a Nenashi kind (globe trotter) of singer/songwriter. From the abstract intro and verse, just opens up wide on the chorus. A tune that gives you eargasm. Just let go in Noah’s falcetto.

Nenashiセレクトプレイリスト

Release Info

Nenashi『Be (Vis ta Vie) feat. 20syl from Hocus Pocus』

2020.4.8 release
DOWNLOAD / STREAMING

maeshima soshi『Tide feat. Nenashi』

2020.5.22 release
01: Tide
Spotify / Apple Music

Nenashi Profile

シンガー/ラッパー/プロデューサー/トラックメイカー。
アメリカ、カナダ、ブラジル、バハマ、アルゼンチン、韓国、香港、日本、タイ、カザフスタン、フランス、イギリス、ドイツ、スイスなどさまざまな国や地域を転々と旅する“根無し草”。
深みのある高音と最小限にまとめられた音像は、特にPrince、D’Angelo、Bilal、Earth, Wind & Fire、Michael Jackson、A Tribe Called Quest、Pharrellなどに影響を受け、さまざまなジャンルや世界の文化、宗教、価値観からインスピレーションを得るアーティスト。
2017年にorigami PRODUCTIONSのアーティストやEd Sheeranが起用されたTVドラマ『僕たちがやりました』の劇中で流れたShingo Suzuki feat. Nenashi 「Countless Luv」に問い合わせが殺到。レイドバックしたShingo SuzukiのLo-Fi Hip Hopに乗せて軽やかにラップするNenashi。突如現れた謎のアーティストがネット上を賑わせた。
そして遂に、2019年3月に1st single「Lost in Translation」でデビュー。
ベールに包まれた存在にも関わらず、Apple Music「今週のNEW ARTISTS」に選出。先入観なしに “音” に反応した音楽ファンや関係者の間で瞬く間に火がついた。
また、初のパフォーマンスの舞台となったレーベル主催のイベント『oirgami SAI』は即完、またレーベルメイトであるOvallの代表曲「Come Together」の作詞を手がけ、リリシストとしても圧倒的な才能を発揮。
同年 9月には 2nd single「Satellite Lovers」をリリース。オルタナソウル・ヒップホップの登竜門的なプレイリストとして、世界中のフォロワーが注目する欧米の大型プレイリスト「Butter」にピックアップされる快挙をおさめつつ、カルチャーマガジン「BRUTUS」にて特集されるなど国内外問わず、大きな注目を集めた。
そして、2020年4月にフランス国民的ヒップホップグループ “Hocus Pocus” のラッパー 20syl を迎えた最新曲「Be (Vis ta Vie) feat. 20syl from Hocus Pocus」をリリース。
Spotify 公式プレイリスト「Soul Music Japan」の表紙に登場、世界9カ国(シンガーポール、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナム、香港、タイ、インドネシア、日本)の「New Music Friday」、さらには海外の大型プレイリスト「Chill Vibes」(130万人フォロワー)、「Alternative R&B」(90万フォロワー)など次々とリストイン。
J-WAVEのランキング番組「TOKIO HOT 100」では13位まで急上昇した。
ワールドワイドな活躍をみせながらもミステリアスな存在は依然として謎のまま、世界中の音楽フリークがこぞってシェアする注目のマルチアーティスト。

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

閉じる