文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
琴線に触れる歌声というのは、たった一瞬でリスナーの心を惹きつける。15秒にも満たないCMソング、感動的な映画の挿入歌、街中の弾き語り。出会いの形にかかわらず、運命の瞬間に変えてしまうのだ。3オクターブの歌声を持つシンガーソングライター、オオカワセイヤもそんなアーティストのひとりだろう。
19歳の頃、福岡の天神を拠点に路上ライブを開始。3年間で1000回以上のストリートライブを行い、着々と経験と実力を培ってきた。
リスナーの心にスッと入っていく歌声が注目されがちな彼だが、その裏にあるのは徹底した実力思考だ。発声の仕方やリリースのニュアンス、言葉の届け方など、すでに活躍している先人たちから盗み、自分のスキルへ変えていく。その貪欲な姿勢こそ、オオカワの最大の強みではないだろうか。
先日配信が開始された「カフェイン」は、“オオカワセイヤ”名義として初となるリリース。ベリーグッドマンのRoverをプロデュースに迎え、日常に馴染むラブソングへと仕上がった。
オオカワセイヤ
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