文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
“考える”でたどり着けない答えというものが、この世には存在している。突拍子もない子どもの発言だったり、ハプニングが積み重なったうえでの出来事だったり。ongro boys が鳴らす“遊ぶように生まれた音楽”も、同様の類だと思うのだ。
彼らはMorikawとAbeからなる、エレクトロポップユニットだ。活動を当初はライブやセッションといった生の現場が主だったが、2015年からはDAWでの音楽制作へ移行。Instagramなども駆使し、定期的に作品をリリースしてきた。
ongro boysの魅力は、枠にとらわれない自由なクリエイティブ精神だろう。ビートも展開も、なんならインストかそうでないかもすべて自由。ふたりの心がワクワクするものを遊びながら制作していく。そんなふうに向き合っていても、1つ1つの作品がまとまっているのは、40年近い友情がなせる業なのだろう。お互いのことを熟知しあっている幼馴染だから作れる自由な遊びが、彼らの強みなのだ。
先日配信が開始された「きもち2021」は、哲学的なリリックが印象的なポップナンバー。キャッチーなメロディーラインと対旋律が耳に残る1曲だ。
ongro boys
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