Sentimental Reasonが贈るシティ・ポップ

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はSentimental Reasonをご紹介します。

人々の暮らしに寄り添い、輝かせる

人々の暮らしの中にはいつだって音楽が寄り添っていて、それは、好んで音楽を聞いているときだけに限らない。
たとえば、映画の中、ゲームの中、ドラマの中……私たちの暮らしのそばには、いつもBGMやサウンドトラックが存在している。

作品のビジュアル、空気感、ストーリーといった世界観を邪魔することなく、調和し、最高の形で盛り上げる。
ソロユニット・Sentimental Reasonを司るHidenori Maezawaは、16年間コナミのサウンドクリエイターとして活躍した実績を持っており、そうして数々のゲーム音楽を世へ送り出してきた。
その後もゲーム・遊技機、そしてJ-POPを始めとした幅広いジャンルのサウンドプロデュースを手掛け、現在はSentimental Reasonを筆頭としたソロプロジェクトにも取り組んでいる。

新曲『Moonlight Magic』は、「pop’n music」など数々のゲーム楽曲を歌唱しているSanaがボーカルを務める一曲。
メロディアスで煌びやか、しかし大人の余裕を感じるミドルテンポとSanaの伸びやかな歌声が心地よく、シティ・ポップのど真ん中をまっすぐに射抜く魅力的な楽曲だ。
ここに、ゲームの世界、そしてそれをプレイする人々の暮らしに溶け込む音楽を生み出し続けたHidenori Maezawaの真髄を感じずにいられない。

Sentimental Reason

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