Pvrvllelが音で踏み込む心象

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ!今回はPvrvllelをご紹介します。

ダンスミュージックならではの美しさを

それぞれプロデューサー/DJであるMASA TAMAKIKazuki Sugiyamaからなり、2022年より始動したユニット・Pvrvllel(パラレル)。
初のリリース作品『Figures』でもダンス・ミュージックシーンから注目を集めた2人より、最新作『Naive Triangle』が届いた。

ミニマルなハウスビートはスタイリッシュなだけでなく、自然を感じさせるオーガニックなサウンドも映えている。
心地よいループに合流するシンセサイザーの音色とボーカルサンプルは楽曲にキャッチーな彩りを加え、聞き手をより深い世界へと誘っていく。
柔らかな揺らぎを孕んだこの作品は、その脆さにより美しさを保つ人間関係を表現しているという。
時に引き寄せ合い、時に離れ、絡み合い、奥行きを増すそのさまはまさに人と人との出会いと交わりをクラブミュージックに昇華したような感傷を孕んでいる。

すでに国内外からブッキングやリリースのオファーも続く中、彼らがさらなる可能性を提示したこの『Naive Triangle』。
そっと心の奥底まで踏み込んでいくようなサウンドは、ダンスミュージックを愛するリスナーのみならず、誰かにとっての新たな音楽との出会いにもなるはずだ。

Pvrvllel

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