文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
2019年に結成された4ピースバンド、Gambs。活動初期はUKインディーやガレージ・ロックに傾倒していたが、時が進むにつれジャズやヒップホップ、ブルースをも内包するポップミュージックへチェンジ。飾り気のない言葉と洗練されたサウンドの化学反応が魅力的なバンドとして躍進を続けている。
先日配信が開始された『ONE NIGHT ALONe』は、煌めく音像の奥にどこか切なさを感じさせる1枚だ。Fumiya(Vo)の実体験をもとにしたストーリー要素が肝になっていることはもちろん、特徴的なのはスタイリッシュなサウンドに心地よく溶けこむリリックだろう。
響きを聴かせたい場面で出てくる英単語は、歌声でありながらひとつの楽器のようにも響く。もともと英語で作詞をしていたなごりが、ハーモニーを活かした歌詞づくりに繋がっているのではないだろうか。
自然と体がつられてしまうGambsの音楽に、丸っと身を任せてしまう秋の夜長もいいかもしれない。
Gambs
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