情景を魅せる、DNAAKの音へのこだわり

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はDNAAKをご紹介します。

こだわり抜かれた一音で

mouse on the keys属するDaisuke Niitomeによるソロプロジェクト、DNAAK。初ライブをした2018年頃は、FORTキミジマアツオとの電子音楽ユニットとして始動していたが、2024年1月より本格的に現体制へ移行した。

先日配信が開始された『Gratify / Bloom』は、DNAAK初となるリリース作品。少ない音数ながらも、決してがらんどうとした感じはなく、こだわり抜かれた一音が描き出す充足感を味わえる。これはきっと、巧みな音作りと緻密な楽曲構成がなせる業なのだろう。

1曲目の「Gratify」は、攻撃的なリズムが移り変わっていくエレクトロナンバー。効果的に使われたパーカッションが、楽曲のよいアクセントとなっている。続く「Bloom」は、空間的なシンセサイザーに管楽器のアグレッシブなメロディーが印象的な1曲。次第に活発になっていくビートは、エネルギーを蓄えながら開花へと向かう花のよう。DNAAKの世界観に浸れる刺激的な作品となった。

DNAAK

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