胸に突き刺さる、ざらばんしのロックサウンド

Review | 2024.02.27 2024.02.26

文： DIGLE編集部　編：Kou Ishimaru　

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！今回はざらばんしをご紹介します。

日常の煌めきを音楽にこめて

京都を拠点に活動し、自身で作詞作曲から編曲まで行うアーティスト、ざらばんし。OasisやGalileo Galileiといったアーティストから影響を受け、メロディアスなロックを鳴らしている。

先日配信が開始された「心がくたばるよ」は、好きな人への消えぬ恋心や愛を爽やかに歌い上げた1曲。日常のなかでトキメキを感じた瞬間を大切に切り取り、落としこんだ歌詞が印象的だ。過ぎ去ったあとに思いだすのは、ありきたりな日常ということなのだろう。

また、今作には“愛して良かった愛、してよかった”というフレーズがあるのだが、実は彼の「are」という曲中では“愛してよかったなんて愛、してる最中で言うべきで”といった歌詞が登場する。ひとつの出来事を違う面から切り取っているようにも感じられるので、ぜひ聴き比べて楽しんでほしい。

ざらばんし

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