The Hiltの音楽にこめられた、前を向いていく強さ

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はThe Hiltをご紹介します。

人生賛歌を響かせて

Get Broken or Get Built.
東京と神奈川を拠点に活動するアーティスト集団、The Hilt。それぞれが全く異なるバックグラウンドを持ち、お互いの個性やルーツを掛け合わせながら、自分たちでしか生み出せない表現を追求している。

先日配信が開始された「Culmo Jackson」は、日本での日々を振り返り、人生を精一杯生きることと逆境に負けず仲間と夢を築き続けることを歌った1曲。自身もラッパーとして参加しているMonsieur Jovoniがプロデュースを担当し、彼の持ち味であるチルウェーブなテイストのナンバーに仕上がった。

ゆったりとしたテンポのメロウなトラックは、海風を感じるような爽やか。だからこそ、4人のソリッドで気だるげなフロウがより一層際立つのだろう。普通に生きているだけで、なんとなく生きづらさを感じてしまう昨今。自分たちの人生と向き合いながら、前を向いて進んでいく彼らから、きっとエネルギーをもらえることだろう。

The Hilt

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