文: riko ito
「日本人による不思議でポップなロックンロール」をコンセプトに掲げる4人組バンド・おとぎ話が、アルバム『US』以来約2年ぶりの新曲をリリース。スロレートで突き抜けるようなロックサウンドが、どんなに暗い気分も明るくしてくれる。思わず口づさんでしまうフレーズがふんだんに使われており、ライブで合唱するのが楽しみになる1曲だ。
シンガポール発、現在はイギリスで活動を展開しているドリームポップバンド、Coming Up Roses。彼らの新曲「Back The Way We Came」は、爽やかなメロディと柔らかな歌声がすべてを包みこんでくれるような1曲。温かさのなかに切なさが漂うギターフレーズが心地よく、春にぴったりの作品に仕上がっている。
プロデューサー・ChocoholicとTAMTAMのボーカル・Kuroによるコラボシングルがリリース。己との葛藤や強く生きていく覚悟を感じる歌詞が、前に進む勇気をくれる。ChocoholicがKuroの印象に合わせて作ったというトラックは、とろけるような甘さの中に凛とした力強さが宿るKuroの歌声をサウンドとしても表現しているかのようだ。
ソウル出身大阪育ち、日韓にルーツを持つSSW/コンポーザーのSom。「Attraction」に続く同作は、Somらしい幻想的でかつダンサブルなサウンドと、力の抜けた透明感のある歌声に心惹かれるナンバー。何かが終わってしまう刹那な感情を呼び起こしつつも、優しい歌声と《手放す先では 新しい私を知るでしょう》というフレーズが、等身大の自分をゆっくりと肯定してくれる。
その他、注目のリリースにはHwyl、ar syura、aint lindyなどがラインナップされています。
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