文: Kou Ishimaru
“日本庶民代表バンド”を標榜し、2021年より活動するスリーピースバンド・Hwylが、2nd EP『K/ERA』を4月10日にリリース。その収録曲である「近年、平和な日々が続いたせいで」は、現代社会に向けたメッセージを表現した本作を象徴したファーストトラックで、EPの幕開けを感じさせる風通しの良い楽曲。スリーピース編成による最小限のサウンドが、エモーショナルで等身大な曲の内容により説得力を与えている。
MOMIJIとKAHORIによる2人組ユニット、Wang Dang Doodleが新曲「Hitsujigumo」をリリース。タイトルの“羊雲”は、目撃すると「今自分が努力していることや、気になっていることで上手くいく」といった、幸福の前兆としても知られている自然現象とのこと。“当たり前じゃない幸せを大事にしたい”というポジティブな想いに溢れ、聴く人に良い影響を与えてくれる1曲。
以前はiton名義としても知られ、インターネット発のコレクティブ〈100LDK〉によるライブイベント<RENT HOUSE 100LDK>の中心人物としても活動している1999年生まれ神奈川出身のラッパー/アーティスト・wa(l)ternativeによる新曲。エレクトロニカのようなサウンドテクスチャをクラウドラップに掛け合わせた、絶妙なバランス感がクール。
日本と中国にルーツを持つシンガーソングライター・Foiが、終わりかけの恋愛をテーマに歌った1曲「Maybe I don't need you」をリリース。本作は、Teppei Kakudaがサウンドプロデュースを担当し、シティポップのエッセンスも香るR&Bナンバー。Foi自身が「とことん感情を揺らしながらこの曲を聴いて欲しいです。」と語るように、失恋が近い時の激しい感情を、ありのまま受け入れてくれるような、無機質で都会的な空気感が魅力。
その他、注目のリリースにはStrip Joint、RAq、TSUKKYなどがラインナップされています。
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