no-yearsが寄り添う、等身大の逃避行

Review
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はno-yearsをご紹介します。

生活と地続きの癒しを

東京を拠点に、日常に溶け合うチルポップサウンドを届ける社会人バンド・no-years。5作目のシングルとなる最新楽曲「Journey」は、心地よい非日常感と共に肩の力が抜ける1曲だ。

透明度の高い浮遊感を纏ったギターやシンセの音が快いムードを演出しながら、まろやかなミドルテンポが落ち着いた高揚を感じさせるサウンドメイクが癖になるこの作品。そのテンション感やリリックを通して、大人になるほどわかる日常と地続きの非日常の大切さ/貴重さにフォーカスを当てた、社会人のための逃避行が描かれている。

制作には、ギター・ベース・シンセをはじめ、アレンジ・ミックス・マスタリングまで韓国のHyunmin Leeに協力を仰ぎ、バンドとして新たな扉を開くきっかけにもなったという。生活に疲れたあなたの心に、音から、言葉から、小さな風穴を空けてくれるかもしれない楽曲だ。

no-years

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