文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
宮城県気仙沼市を拠点に活動するスリーピースバンド・らおゆえ。自分たちの音楽を“水色ロックの最先端”と称し、初期衝動感のある1stシングル「レスポンス」を8月に配信リリースした彼らが、2作目のシングル「四半世紀」を9月にリリースした。本楽曲は、人生の儚さや、儚いからこそ見つかる希望のようなものを歌った楽曲。サビのラストでは《今 使い切った命は 四半世紀分》と歌われており、バンドのプロフィールに年齢は明記されておらず実体験がどれだけ歌詞に反映されているかは不明だが、実際にメンバーも25歳前後なのかもしれない。ストレートで疾走感のある8ビートや、歪んだギターサウンド、そして張り上げる歌声が印象的な、アクティブな一曲に。
東京・世田谷出身のアーティスト、VALAN。5歳で日本を離れた後はグアムで育ち、インドネシアでの暮らしを経て東京に戻り、2024年に本格的に音楽キャリアをスタートさせた彼は、メロディアスなフロウとバイリンガルなリリックを武器にヒップホップ楽曲を数多くリリースしてきた。そんなVALANが9月にリリースした「MiMi*」は、“自由に生きること”と“困難を前向きに乗り越える強さ”をテーマにした一曲。Trippie Redd(トリッピー・レッド)、Playboi Carti(プレイボーイ・カーティ)らに代表されるトラップのサブジャンルであるレイジ的な現行サウンドのトラックによって、最先端でエネルギッシュ且つ浮遊感のある作品に仕上がっている。
蓮の花を由来にした名を掲げるアーティスト・Lo-+(読み:ロータス)。泥水を啜りながらも、綺麗に咲き誇れる曲を作るというコンセプトで活動するLo-+が、10月にリリースした「えんがちょ (feat. 音街ウナ)」は、音声合成ソフトの音街ウナをボーカルに使用した一曲に。ボーカロイド楽曲というとアッパーでパッセージの速い楽曲が多い印象だが、チルなトラックとの相性の良さに驚かされる。普段Lo-FiなR&B楽曲を聴く人におすすめだ。
地元・高知を拠点に活動し、ソロでのEPリリースをはじめ精力的に制作を行なっている1999年3月生まれのヒップホップアーティストEnny kid(ex.Eplay)が、最新作「Summer Prank」を10月にリリースした。ダンスホールのサウンドをバックに“夏の一夜”について歌った本作。色気を感じるメロウなグルーヴが、一夜限りの切なさと高揚感を同時に誘う作品となっている。夜中のドライブにも合うであろうムーディな一曲。
2023年にKENGO(Vo. / Gt.)、とし(Gt.)、尚兄(Ba.)、のもこー(Dr.)の4人によって結成された、鹿児島発のポップロックバンドLie Raccoonが、最新シングル「Summer Magic」を9月にリリースした。疾走感のある8ビートのリズム隊、ドライブ感のあるギター、そしてアンサンブルに彩りを加えるキーボードの旋律が組み合わさった本作では、儚い恋心をテーマに、想いを伝えられないもどかしさが描かれている。背中を押してくれるようなポジティブな空気感が魅力のため、あと一歩踏み出せないというときに聴いてみてほしい。
DIGLE MAGAZINEは他にも毎日プレイリストを紹介しています
INFORMATION
![]()
TuneCore Japan『メディアネットワーク』機能について
【応募対象】
・あらゆる音楽ジャンル、アーティストが応募可能です。
・レーベルの所属や年齢、性別、演奏スタイル、個人・グループ、ジャンル等は問いません。
・2025年7月23日以降に配信手続きが開始されたリリースに収録された楽曲であること注:期間内に審査が完了し、配信手続きが開始したリリースが対象となります。
注:期間内に審査依頼のみ完了している場合などは対象外となりますので、余裕を持った応募をお願いいたします。【注意事項】
・メディアへ共有するため、アーティスト情報(紹介文・アーティスト写真・SNS情報等)を最新のものに更新してください
・オリジナル曲のみ可。
・一度の応募では1曲のみ選択可能。再度別楽曲を応募することも可能です。外部リンク
RELATED PLAYLIST
記事関連プレイリスト
POPULAR
人気記事