ハーモニーで魅せる、立ち耳スコティッシュフォールドのポップロック

Review

文: BIG UP! 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は立ち耳スコティッシュフォールドをご紹介します。

真っ直ぐさで魅了して

数々のイベントで入賞し着々とその名を広めている、立ち耳スコティッシュフォールドandymoriくるりからの影響を感じるサウンドと、カラーの違う男女ツインボーカルが魅力的なポップロックバンドだ。

メンバー構成は、ツインギターにリズム隊といたってシンプル。同期を用いたり鍵盤で厚みを出したりなどはせず、ストレートなバンドサウンドとグルーブで勝負している。そのままだと飾り気がないギターロックになってしまいそうだが、彼らは男女のボーカルを効果的に使い分けることで、自身の表現したい世界観を繊細に描いていく。歌詞を詰めこまないゆったりとしたメロディーラインは、立ち耳スコティッシュフォールドの特徴のひとつ。それにより、お互いの声の響きを活かし、ハーモニーを最大限に活かしているのだ。

昨年12月に配信が開始された「昔の写真」は、1月20日(水)に発売される1stミニアルバム『見えない季節の水彩画』のリードトラック。より磨きがかかったギターリフとシューゲイザー感の強いサウンドが、中毒性の高いナンバーだ。

立ち耳スコティッシュフォールド

提供:BIG UP!zine

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