ego apartmentが鳴らす、物語を持った音楽

Review

文: Saigo 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はego apartmentをご紹介します。

抑揚を乗りこなす

日本語と英語を巧みに操るリリックに変幻自在な2ボーカル。アナログ感の残るサウンドを新しい魅力で聴かせるアーティストこそ、ego apartmentだ。

1998年生まれの3人で結成。活動開始は2021年1月とキャリアは決して長くないが、すでにその頭角を現している。
Peggy DollZenが織りなすボーカルワークが素晴らしいことはもちろんだが、バンドの核を担っているのはDynaが作りだすトラックだろう。幼少期から映画のサウンドトラックに慣れ親しみ、DJ活動なども行ってきたからなのか、曲のデザイン性が極めて高い。1曲のなかで物語を描き、飽きずに聴かせる力を彼の作る楽曲は持っているのだ。

先日配信が開始された「SUN DOWN」は、彼らにとって2ndシングルとなる作品。ブルージーなギターがノスタルジックな気持ちを誘うナンバーだ。

マキアダチ

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