agul feat. HekAに感じるフレッシュな才能

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はagul feat. HekAをご紹介します。

ローカルから広がるカルチャーの輪

名古屋発、10代の新鋭ラッパー・agul。ラッパーとしての活動をスタートして初めてのシングルとなる『echo!』がリリースされた。

名古屋のクリエイティヴチーム・TripRoomをプロデュースに迎えて制作されたこの楽曲。TripRoomはビートメイクも行うラッパーのHekA、ビートメイカーのGenef、デザインや映像を手掛けるRyo Tokiyoshiによる三人組クリエイティヴチームであり、agulはHekAの出演イベントにリスナーとして訪れたことをきっかけに彼らと出会い、音楽活動を始めることになったという。
フィーチャリングにHekAを迎え、等身大の心境をラップする今作は、まさにagulのキャリアのスタートを飾るに相応しいものに仕上がっていると言えるだろう。

風通しよくエモーショナルでありながら、UKドリルの要素がスパイスとしてよく効いたトラックは心地良さとスタイリッシュさを同時に感じさせてくれる。
チームによるMVやアートワークも含め、名古屋から発信される新たなカルチャーと才能たちに惹かれずにはいられない。

agul feat. HekA

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