センセーショナルに在り続けるWATER KIN

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はWATER KINをご紹介します。

常に新しい姿で

他者を惹きつける人の条件というのは、一言で語れるものではなく、多角的に存在する。その中のひとつにはきっと、「底が見えない」、たとえば関わる人を飽きさせない/興味が絶えない、といった要素もあるのではないかと思う。
WATER KINがリスナーを惹き付けるのは、いつだってその想像の先を駆けていくからだ。何度でも知らない彼らを魅せてくれるからだ。

FEEDWITを前身とし、2021年9月に活動をスタートした二人組・WATER KIN。通算5作目、実に9ヶ月ぶりとなるシングル『感情なんか独学』がリリースされた。
二人はデビュー以来、毎回異なるアプローチの楽曲を発表し、1曲の中でも目まぐるしい展開でリスナーをパワフルに振り回すような、どこまでもアグレッシブなリリースを重ねてきた。ゆえに待ち焦がれていた今作も、期待を裏切らないどころかさらに新たなWATER KINの扉を開くようなセンセーショナルなものになっている。

『感情なんて独学』というタイトルも、かなりインパクトが強い。独学だからこそ自分の思考は自分のものであり、誰かに教えてもらうことも可能であると歌うこの楽曲。WATER KINの音を、言葉を受けて、あなたはどんな感情を抱くのだろうか。

WATER KIN

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