2021年ベストソング50|DIGLE MAGAZINEスタッフが個人的ベストソングを発表

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文: DIGLE編集部 

DIGLE MAGAZINE編集部の「2021年ベストソング(Best Songs of 2021)」では、10名のスタッフがパーソナルな振り返りを元に、今年リリースされた楽曲をそれぞれ5曲ずつセレクト。邦楽洋楽、ジャンル問わず、さまざまな楽曲が選出されているので、コメントと合わせて要チェック。

コロナ禍に入ってから2年目である2021年ももう暮れ。長引くコロナ禍で、孤独を感じやすい日々への不安や怒りから、音楽に安らぎを求めたり、それとは逆に音楽で自身を奮い立たせ方も多いのではないでしょうか。

DIGLE MAGAZINE編集部の「年間ベストソング」では、10名のスタッフがパーソナルな振り返りを元に、2021年にリリースされた楽曲をそれぞれ5曲ずつセレクト。合計50曲のベストソングは邦楽洋楽、ジャンル問わず、さまざまな楽曲が選出されています。独自の目線で作品の魅力を解説した各スタッフのコメントも用意しているので、楽曲と合わせて、ぜひチェックしてみてください。

The Best Songs of 2021

Yuya Eto(編集長)

R.I.P. / 鋭児
GILA GILA / Awich,JP THE WAVY,YZERR
Alright / PEARL CENTER
遠回り / 大比良瑞希
炎(feat.Sam Gendel) / 折坂悠太,Sam Gendel

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Yuya Eto セレクトコメント:

ここ最近は若干和らぎを感じますが、想像より長引くコロナの影響、それによって起こるさまざまな対立により自分の好きな場が否定されたり失くなったりと、1年を通して考えると音楽ファンの中にはやり場のない憤りや不安を感じる人も今年は多かったんじゃないでしょうか。 例にもれず自分もその波に飲まれてしまっていたんですが、その中で安らぎをくれたり、奮い立たせてくれた曲を21年のベストから5つ選ばせてもらいました。特に新しいヒーローの誕生を予感させてくれた鋭児や、マイナス要因でさえも飲み込む強さをもって影響力を強めたAwichの活躍は今年のハイライトではないでしょうか。 今年もプレイリストを通じて音楽ファンの皆さんに様々な音楽を発信できたことを嬉しく思います22年もDIGLEを宜しくお願いします!

黒田隆太朗(編集/ライター)

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黒田隆太朗 セレクトコメント:

芸術は自己を映す鏡だと思っている。あるいは、アートを通して内面に隠れている願望に気付くのだろう。Lana Del Reynaomi paris tokyoの音楽には、哀しみがあり、憂いがあり、そして仄かに揺れるろうそくの灯りのような温もりがある。心身共に不安定な時間を過ごした1年に、身体に馴染んだのはそんな作品だった。情熱的な口付けをロマンチックに描く「息もできない」は、今年最も感銘を受けたロックンロール。上半期によく聴いていた吉澤嘉代子の『赤星青星』と、下半期によく聴いていたHenning Schmiedtの『Piano Diary』からも1曲ずつ選んでいる。盲目的な恋を描いた前者の「グミ」は、彼女らしい才気を感じる歌詞に魅せられた。そして、後者が弾く気品を感じるピアノを聴いていると、こんな時代でも未来は健やかである気がしてくるから不思議である。

Mao Oya(編集/ライター)

Cats & Dogs(feat.カネコアヤノ) / KID FRESINO,カネコアヤノ
Sick Bitch – Edit / LSDXOXO
visible boy / PICNIC YOU
Nahmin / WATER DAEWGS,hanoi shasi frank house,aryy,power,Y ohtrixpointnever
Stupid Love – COUCOU CHLOE Remix / レディー・ガガ,COUCOU CHLOE

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Mao Oya セレクトコメント:

ジェットコースターのような目まぐるしい毎日だった私にとって、この1年はあらゆる面ですごくエモーショナルだった。心や身体を動かしてくれる音楽は、そんな日々をより思い出深いものにしてくれている。LSDXOXOCOUCOU CHLOEが出演したイベントで見た光景は、今でもありありと目に浮かぶし、WATER DAWGSPICNIC YOUのメロディーは、ふとした瞬間に頭の中でリピートされる。KID FRESHINOが年明け早々リリースしたアルバム『20,Stop it』の中でも、つい口ずさんでしまう「Cats & Dogs (feat. カネコアヤノ)」は、急ぎ足で進んでいく日常にやさしく寄り添ってくれた。

Asahi(ライター)

阿夫利歌 / UQiYO
El Invento / ホセ・ゴンザレス
These Kids We Knew / Rostam
♡ / コールドプレイ,We Are King,ジェイコブ・コリアー
Tried to Tell You / The Weather Station

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Asahi セレクトコメント:

海洋汚染、地球温暖化、有害廃棄物の増加などコロナの蔓延と同時に世界中で起こっている環境問題。今年はそんな問題について考えされたり、連想した楽曲をまとめてみました。The Weather Stationの『Ignorance(無知)』と気候危機を強く意識したストレートなタイトルがつけられたアルバムからの一曲で生物の生命をまったく無視して社会を構築している事を訴える「Tried to Tell You」や、温暖化を自分の問題として捉えていない大人の世代、温暖化の影響を受けないと思っている大人の世代、確実に地球温暖化に対処しなければならない世代の3つの世代について書かれたRostamの「These Kids We Knew」など選曲しています。

Kou Ishimaru(編集部)

Be Sweet / Japanese Breakfast
Fruitcake / Subsonic Eye
Top Soil / Green-House
Aqua – from Playing Piano for the Isolated / Ryuichi Sakamoto
Phoebe’s Theme / John Carroll Kirby

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Kou Ishimaru セレクトコメント:

自分が参加しているバンド・Bearwearで1st Full AlbumやTHE ティバとのスプリットEPを制作し、多くの時間を曲作りに費やした1年。制作のリファレンスとして自然と惹かれていったのがアジアにルーツを持つ旋律的なインディロックでした。自分達と同じように青春時代にUS/UKのロックに触れ、2021年にインディロックとカテゴライズされる音楽を生み出している同世代のミュージシャンの存在をこの距離感で感じられるということは、これからのインディペンデントな音楽シーンにとって何かとても重要なことのような気がします。それから、耳を休めたい時にも音は止めず、アンビエントやピアノソロ楽曲をシャッフル再生して、常に音の中で漂っているようにしてましたね。

Mizuki Saigo(編集部)

Serotonin / girl in red
good 4 u / Olivia Rodrigo
Wet Dream / Wet Leg
A Whale Song / BROTHER SUN SISTER MOON
Early So / cesco

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Mizuki Saigo セレクトコメント:

ライブハウスやクラブに行くことがめっきり減って、いわゆる“踊れる音楽”を聴くことがなくなっていた近年。テクノやハウスに代わって、家でうらうらとアンビエントに傾倒する私を叩き起こすかのように、ロックが雪崩れ込んできた。「まだ寝てんの?早く立ち上がらないと出遅れちゃうよ」という彼女たちの叫び声が聴こえた気がした。インテリジェントでチルなビートに押しつぶされていたロックの救世主を担ったのは、エネルギッシュな女の子たち。そんなガールズロック革命の幕開けを告げる「Serotonin / girl in red」。もっとナードなインディーロック界隈を唸らせていた彼女の音楽を、普段洋楽を聴かないけどちょっと感度の高い若い子達が今こぞって絶賛している。そして、今年爆発的なヒットを飛ばしたOlivia Rodrigoは、ディズニーアイドル出身で見かけはポップだけどインディーな音楽を発信しているし、トップチャートにインディーが食い込む日も近いかも。国内からは夏にふらっと寄ったイベントで衝撃を受けたBROTHER SUN SISTER MOONなど、生意気なほど完成度の高い音楽をチョイス。

riko ito(編集部)

Glass Ceiling / Matilda Mann
nightmares / easy life
da da / xiexie
Whole – Acoustic / Sam Topmpkins
アスファルト / 奇妙礼太郎

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riko ito セレクトコメント:

自分の居場所が定まらないようなふわふわとした感覚を持ちながらも、なんとか自分の知識や価値観を広げようと必死になっていたこの1年。不安を感じることが多かった一方で、夏に映画館で観た『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』を筆頭に、誰かが奏でる音楽に触れることで背中をぐっと押してもらえるような経験を何度も味わえた幸せな年でもあったように思います。そんな1年を踏まえて、ライブで聴いて泣きそうになった奇妙礼太郎の「アスファルト」や、力強い歌詞と癒される歌声が溶け合うようなMatilda Mannの「Glass Ceiling」など、辛い時に聴いていたことが多かった5曲を選曲しました。来年も音楽と共に前に進んでいける年になりますように…!

Akira Kato(編集部)

Stay(feat.LEX) / KM,LEX
Secret,2020 – Help Me Plyz ver.
Sol / TORAUMA
Tear Wave / Kvi Baba
Shooting Star / HOKUTO,CHICO CARLITO,R-指定

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Akira Kato セレクトコメント:

コロナ禍になって早2年、良くも悪くもその生活にも慣れてしまって、けど本来もっと楽しめることがあってそれを楽しめなかったり、いろんな可能性が抑圧されてしまっていることに対する苦悩とか自分中のそういったネガはやっぱり消えることは無かったと思います。そういった中で、自分のネガな感情を代弁して整理してくれて、最後には一筋の光をさしてくれる、そんな曲を選ばせていただきました。繊細な孤独が表現されたKMの「Stay (feat.LEX)」、TYOSiNの曲のバンドアレンジver.のHelp Me Plyzの「Secret, 2020 (Help Me Plyz ver.)」、個人的に思い入れもある痛みの代弁者TORAUMAの「Sol」、もがきながらも自分の為だけでなく誰かの孤独を埋めれたらと歌ったKvi Babaの「Tear Wave」、まさに流れ星のように一筋の光が差すhokutoの「Shooting Star (feat. CHICO CARLITO & R-指定)」。逆境に立ち向かう音楽、是非聴いてみてください。

西村謙大(CEO)

Sensation / ego apartment
ZITTI E BUONI / Måneskin
Juden / Kroi
Love you bad – feat.YonYon / VivaOla,YonYon
LoveSick / BoyWithUke

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西村謙大 セレクトコメント:

コロナ禍という変えられない状況の中で、「会社、経営者として、如何にアップデートしていくか。」という問いに向き合った1年だった。今まで以上に自分自身と向き合った。そんな激動の一年を支えてくれた楽曲を選びました。音楽の力は凄い。この5曲から多くの力と希望をもらいました。特にMåneskinの「ZITTI E BUONI」は「やっぱり僕はロックが好きなんだ。」と自分の原点に気づかせてくれた。やっぱり起業家はロックだ。

山田祐真(エンジニア)

2:23 AM / しゃろう
Ghost Ninja / Ochunism
Baby Don’t Let Me Go / Oslo Ibrahim
PINK BLOOD / 宇多田ヒカル
3時12分 / TAKU INOUE,星街すいせい

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山田祐真 セレクトコメント:

深夜に聴いているラジオから偶然流れてきた音楽、夜に見ていたアニメやYouTubeで流れてきた音楽など、夜に出会った音楽をピックアップしてみました。 自宅が仕事場という環境になれきった中、自宅でも落ち着くことができない時間が多かったように思いました。そのような中で、夜に息抜きで見たものや聞いたものが特に印象に残っています。

みなさんにとって、2021年はどんな年でしたか?DIGLE MAGAZINEは今後も、たくさんの新しい音楽と出会えるきっかけを創り出していきたいと思います。『The Best Songs of 2021』以外にも、リリースされたばかりの楽曲を集めた『DIGLE SOUND』『DIGLE SOUND.GL』など、様々なプレイリストを展開しているので、この冬休みぜひチェックしてみてくださいね!来年もDIGLE MAGAZINEをよろしくお願いします。

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