文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
バーチャルYouTuber事務所〈Re:AcT〉に所属する“だつりょく”系Vsinger、稀羽すう。“絵本の中から現世に降り立ったみにくいあひるの子”と謳い、音楽活動や配信活動を並行して行っている。そんな稀羽すうの楽曲「Starry night」は、作曲家/作詞家のRemoが書き下ろしした一曲で、夜の都会の一室からビル群の明かりを眺めているような気持ちにさせられる、ドリーミィポップス × チル・チューン。ヨルシカやAimerといったJ-POPシンガーが好きな方や、長瀬有花や星宮ととなど、(一部)ネット上で活動しているアーティストたちの世界観が好きな方にもおすすめだ。
K-D2のサードプロジェクトとして2021年5月に結成されたオルタナティブ/インディロックプロジェクト、milliampearの「giver」は、2025年8月1日リリースのEP『giver』のタイトルトラック。Blur(ブラー)「Song 2」や、Kool & The Gang(クール&ザ・ギャング)「Celebration」を彷彿とさせる掛け声から始まる本作は、ヘヴィなドラムとスラップベースによる重厚なビートを土台に、リズミカルなキーボードやブラスソロが展開される一曲となっている。なお、約5年間活動してきたmilliampearだが、アキラコンドウ(Dr.)の多忙を理由に年内での活動休止を発表。今後の彼らそれぞれの動向に注目だ。
10代前半にWhitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)への憧れから歌に目覚め、16歳からゴスペルクワイアに所属するなど、若くして音楽経験を積み、2010年にオリジナルアルバムをリリースしてから本格的に活動している音楽家・SAK.。2011年以降『消滅都市』、『モンスターストライク』といったゲーム関連作品の歌唱・作詞に多く携わり、近年サポートミュージシャンとして幅広い音楽ジャンルを歌唱してる彼女は、最新シングル「イマジネーション」で、歌手としてのポテンシャルをオリジナルソングに昇華している。作編曲等の全てを手がけ、1990s〜2000sのR&Bスタイルに立ち返ったという本作は、戦後80年の節目で感じたことや平和についての想いを歌った一曲に。“過去について考える”というテーマと、トラックのノスタルジックな空気感がぴったり。
2020年に7インチレコードをプレスして発売した事をきっかけに、以後ストリーミング配信で作品を発表している宅録歴23年目の音楽家Inagaki Tomoyaが、2025年7月26日にインストゥルメンタル楽曲のみを収録したEP『弦風景』をリリースした。本EPのM1に収録されている「色褪せた本」は、しっとりとしたアコースティックサウンドが心地よく、どことなくお正月に流れている箏曲のような縁起の良さも感じさせる一曲。EP全体を通して、生活のBGMとしてリスニングするのにも適した作品に仕上がっている。
2022年からボーカロイド楽曲とそのセルフカバーを制作し、歌い手とボカロPの二刀流で活動しているトキトウメイ。。「お好きにどうぞ(feat.重音テト)」をセルフカバーした本作は、かわしましゅーと(Dr.)、夜さりにささめく(Ba.)を迎え、自身初のエレキに挑戦した楽曲に。言葉を交わすたびに都合のいいところしか切り取られないことに対して感じた思いを綴った曲となっている。ストレートなニュアンスで歌われる重音テトver、人間味のあるニュアンスが魅力のSelf Cover ver.、どちらも楽しんでみてはいかがだろうか。
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