PEARL CENTER・msdのとある日のこと|3.15

Column

文: Kou Ishimaru 

とある1日について日記を書くDIGLE MAGAZINEオリジナル企画『1 DAY DIARY』がスタート。ふだんは垣間見ることのできないアーティストの日常の一コマをお届けします。今回は、PEARL CENTERのメンバー・msd(マサダ)さんが登場。

とある1日について日記を書くDIGLE MAGAZINEオリジナル企画『1 DAY DIARY』がスタート。ふだんは垣間見ることのできないアーティストの日常の一コマと、その日をイメージしてセレクトしてもらった楽曲をお届けします。

今回は、PEARL CENTERのメンバー・msd(マサダ)さんが登場。


msdの3月15日

3.15

春の陽気に誘われてとある展示をみにいった。

こういった状況下ではあるものの、部屋にこもってばかりいては気が滅入ってしまうということもあり、中目黒まで電車にゆられた。

赴いたギャラリーのある建物は蔓で覆われている。ここを訪れるのは3年ぶりくらいだがその頃とちっとも変わっておらず、そこだけ時が止まっていたようだった。

駅から少し離れた住宅街の一角に構えられているその建物を「みどり荘」という。

ネーミングも相まって抜群の雰囲気を醸し出している。

ビルに入ると上に登る階段から既に作品が飾られていて、誘われるようにメインのスペースにのぼると、白い壁に無音の空間にはエッジの効いた作品たちが並んでいた。

アートを生で感じると自分という容器に新しい要素が注がれていく。これが快感である。

満ちてくるその要素が自分の中で新たなエネルギーにかわっているのかもしれない。

それを自分なりにアウトプットし、また何かに触れインプットする。あらゆる循環の中で人は生きているというがこれもその循環のひとつなんだろう。とぼーっと思った。寄せた写真はそのみどり荘屋上から眺めた小学校のプール。苔で深い緑に染まった水の塊が春風に揺れ、不思議な質感に目を奪われスマホで撮った一枚。

青空から注ぐ陽射しの中、屋上に配された喫煙所のベンチでゆっくりとタバコをふかし、微睡みと共に煙は空へのぼっていった。

song of the day


PROFILE

PEARL CENTER

元PAELLASのヴォーカル、MATTON(マットン)、YOUR ROMANCEのヴォーカルのinui(イヌイ)、chelmicoの鈴木真海子も参加するプロジェクトPistachio StudioのクルーでもあるトラックメイカーTiMT(ティムト)に、元PAELLASのmsd(マサダ)による4人組。今年4月に待望の公式デビューEP 『Humor』をリリース。同作には、TENDREやMELRAWも参加し、ミックスには米津玄師、小袋成彬、Official髭男dism、宇多田ヒカルなどを手掛ける小森雅仁氏を起用(M-2「Humor」M-3「オーナメント」M-5「時は」)。リード曲「Humor」がJ-WAVE TOKIO HOT 100にて最高位10位を記録し、SIRUPやAAAMYYYといったアーティストが作成したプレイリストにも入るなど各方面から高い評価を獲得している。 また、ライブでは、サポートメンバーに高橋健介(LUCKY TAPES)、越智俊介(CRCK/LCKS)らを加えた総勢7名での演奏を行い、バンドとしての初ライブとなる自主企画イベント<Sweet Spot>には、ゲストにAAAMYYYを迎え、ソールドアウトを記録するなど今後の活動にも注目が集まっている。

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WRITER

Kou Ishimaru

1996年生まれ。インディロックが好きです。Bearwearのコンポーザー/ベース、Haikiのベースもしています。

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