文: Mao Ohya
<DIGLE SOUND Live Vol.2>が6月22日(木)に開催!今回は人気急上昇中のLaura day romance、MEN I TRUST来日公演のサポートアクトを大成功に収めたばかりのLIGHTERS、“日本語で歌う台湾バンド”として注目を集めるゲシュタルト乙女の3組の出演が決定している。
本記事ではイベント開催前に知っておきたい、LIGHTERSの魅力や編集部おすすめの楽曲をご紹介。知っている人はさらなる彼らの魅力に気づいたり、知らない人も読みおわったころにはきっと虜になっているはずなので、最後までぜひチェックしてほしい。
(Vo. / Gt.)Rumi Nagasawaが率いる東京発のインディーロックバンド、LIGHTERS。2018年10月に結成、現在はメンバーの脱退を経てRumi Nagasawaのみの体制で活動している。これまで自主レーベル〈LATER YOUTH RECORDS〉よりリリースを重ね、エモーショナルなロックサウンドやエネルギッシュなパフォーマンスで、老若男女問わず幅広い層のリスナーに支持されている。2019年3月にシングル「blue」をリリースしてデビューし、その後も2枚のEPと、“架空の映画のサウンドトラック”をテーマにした1stアルバム『swim in the milk』(2021年)をリリース。インディーズシーンを中心に話題を呼び、急速に注目を集めるようになった。また、2023年5月には新体制になってからは初のシングル「dawn」を発表し、とどまらない勢いを見せている。
歪んだギター、地を這う土臭いベースライン、パワフルなドラム、そして織りなす耳なじみの良いメロディーラインが魅力的なLIGHTERSの楽曲たち。バンドのエネルギッシュなパフォーマンスによって、息をもつかせぬ疾走感が加わり、奔放かつ繊細な世界観で幅広いリスナーを魅了している。
LIGHTERSの持つ音楽観は、UKやUSのロックサウンドに色濃く影響を受けている。バンドのサウンドはオルタナティブロックを根幹に、〈4AD〉的なダークポップ、カントリー、シューゲイザー、フォークなどの要素を取り入ながら、独自の音楽性を確立してきた。さまざまなジャンルをシームレスにブレンドするLIGHTERSは、唯一無二のサウンドスケープを生み出していく。
物語性の高い歌詞や曲展開は、LIGHTERSの大きな魅力。音楽を通して深い感情を伝え、心に響く演奏とRumi Nagasawaのハスキー混じりの透明な歌声は、リスナーの心に深く響く。英詞で歌われる、ティーンエイジャーが持つような焦燥感を描いた歌詞世界は、一曲ごとに映画を観ているような感覚を覚える。
UKロック、オルタナティブなどが混成するポップセンスで、メランコリックかつ不穏なサウンドを鳴らす「black moon」を、 LIGHTERSをまだ聴いたことのない人には最初におすすめしたい。募る苛立ちの中に、強さと優しさが同居する歌詞と甘美でハスキーな歌声がアンニュイな雰囲気を醸し出し、何度でも聴きたくなる中毒性を生んでいる。
どこかノスタルジックで、キャッチーなメロディーと心に染みるサビが印象的な「Date at IKEA」は、思わず口ずさみたくなる一曲。ドラマチックで切ない世界観は、少しアダルトな雰囲気を持ちながら、甘酸っぱくもほろ苦い恋愛模様を描き出している。夕暮れ時にのんびり歩きながら聴いて、曲の世界に浸ってほしい。
初めてシンセサイザーを取り入れた「dawn」は、歪んだギターと心地よいシンセサイザーに、Rumi Nagasawaの作り出すメロディとボーカルが絡み合い、ピュアで切ない世界観が広がっている。自分の世界に浸りながら、映画を観るような感覚で聴ける一曲。
年間約5,000曲以上を紹介する「DIGLE SOUND」が、ストリーミングだけでなく、音楽をもっと身近に生で体験してほしいという思いからスタートした<DIGLE SOUND Live>。今回より、アーティストデザインのNFTチケットの販売も開始した。ぜひオリジナルチケットを購入して、ライブの思い出に浸ってほしい。
EVENT INFOMATION
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<DIGLE SOUND Live Vol.2>
2023年6月22日(木)
東京・新宿MARZ料金:
WEB/NFT ADV.チケット ¥3,500
アーティストデザインNFTチケット ¥4,500
※各1D代別途出演:
Laura day romance
LIGHTERS
ゲシュタルト乙女外部リンク
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