ジャズとポップスを融合させるTakumadrops。葛藤と模索の先に見つけ出した“自分にしか作れない音楽”|BIG UP! Stars #118

Interview

文: 山田邦子  写:渡邉隼  編:riko ito 

DIGLE MAGAZINEが、音楽配信代行サービスをはじめ、さまざまな形でアーティストをサポートしている『BIG UP!』を利用している注目アーティストをピックアップして紹介するインタビュー企画。第118回目はTakumadropsが登場。

札幌出身のシンガーソングライター/ジャズピアニスト・Takumadrops。音楽的なルーツであるジャズの要素を取り入れつつ、耳触りの良いポップな楽曲へと昇華させるアーティストだ。2ndシングル「春の雨に流れる」が俳優・松重豊の耳にも留まり、ラジオ番組『深夜の音楽食堂』や音楽番組『おげんさんのサブスク堂』にて紹介されるなど、注目度を高めている。

大橋トリオをはじめ数々の著名なアーティストのサポートなどもこなし、多忙な日々を送る彼だが、いちアーティストとしての在り方に不安を抱く中で力を入れていこうと決意したのが、このTakumadropsというソロプロジェクトだったという。

そんな彼が、2023年12月16日にミニアルバム『madoromi』をリリースした。幼少期よりジャズの“即興性の高さ”に魅了されてきたというTakumadropsの楽曲には、一聴しただけで心を奪われる旋律と自由な世界観が備わっているが、本作ではその魅力が存分に発揮され、聴き手を幻想的な世界へと連れて行ってくれるような作品に仕上がっている。

本取材では、ジャズや大橋トリオの楽曲に衝撃を受けた幼少期の音楽体験を伺いつつ、自らのルーツを保ちながら作品を作る中で大切にしていることや、1stアルバム『madoromi』についてなどたっぷりと語ってもらった。

BIG UP!

『BIG UP!』はエイベックスが運営する音楽配信代行サービス。 配信申請手数料『0円』で誰でも世界中に音楽を配信することが可能で、様々なサービスでアーティストの音楽活動をサポート。また、企業やイベントとタッグを組んだオーディションの開催やイベントチケットの販売や楽曲の版権管理、CDパッケージ制作などアーティスト活動に役立つサービスも充実している。

さらに、音楽メディアも運営しており、BIG UP!スタッフによるプレイリスト配信、インタビュー、レビューなどアーティストの魅力を広く紹介している。

▼official site
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幼少期から影響を受け続ける大橋トリオとの出会い

ーまず、これまでの活動について聞かせてください。元々はジャズピアニストとして活動されていたんですよね。

はい。子供の頃からジャズピアノをやってたので、地元の札幌にいた頃は音楽活動の大半がジャズライブでした。

ー2022年の末にTakumadropsとしてゼロから音楽活動を始めたそうですが、何かきっかけがあったんですか?

2018年ぐらいからTakumadropsと名乗り始め、地元の札幌で実験的にライブとかは一応やってたんです。でも札幌のポップスシーンに縁がなかったから「Takumadropsとして歌って、曲をリリースします」と始めたからといって、その先どういうふうに活動を組み立てたらいいのかが何もわからなかったんです。進路についても悩んでましたし。

ー進路というと?

一応、一般の大学にいたんです。でも自分は音楽の道に行きたい想いが明確にあったから、たとえばアメリカの音大に行くとか、東京に出るとか、札幌に残るとか、いろいろな選択肢がある中で悩んでいました。

ーどうしたらいいんだろう、と。

はい。ジャズライブのお話は結構いただいていたので、とりあえずそれをこなしている状態だったんですが、やっぱりTakumadropsの活動をメインにしたいという気持ちが自分の中にあったので、ひとまず東京に出るという選択をしました。

ーそれが2021年。

東京に出てきたとはいえ、やっぱり生活をしなきゃいけない。ありがたいことにサポートとしての鍵盤のお仕事はいろいろいただけていたので、まずはそっちをこなすことで精一杯でしたね。かなり大きな規模感の現場もあったんですが、そんなのやったことなかったし、たくさんいるバンドメンバー中の一員として参加しなきゃいけないっていう状況に戸惑うこともすごく多かったんです。しばらくそういう状態が続いていたんですが、ピアニストとしてどんどん認知されていく自分と、Takumadropsがやりたくて東京に出てきた自分の気持ちとのギャップを感じるようになったんですよね。

ーある意味、贅沢というか嬉しい悩みだったりもするんでしょうけど。

本当にそうなんですよ。でもやっぱり、ピアニストになりたいわけじゃないんだよなっていう葛藤があって。その話を当時からサポートとして関わっていたシンガーソングライターのちゃんにしたら、「もうとにかく、動かしてみるしかない」と言ってくれて。2022年はサポートのお仕事で忙しくさせてもらったんですが、自分が本当にやりたいのは自分の音楽をやることだと改めて思ったので、Takumadropsをメインに活動していくことを決めました。

ーいろんなアーティストのサポートをされた中でも、大橋トリオさんのサポートには特別な想いがあるそうですね。

僕、小学5年生くらいから大橋さんの大ファンだったんです。ピアノを始めたのは小学3年生だったんですが、ちょうどジャズに興味を持ち始めた頃に大橋さんの音楽に出会って。衝撃的だったんですよ。音楽のことはあまりよくわかってなかったけど、自分が感覚としていいなと思うものーージャズやピアノという楽器だけじゃなく、歌だったり、ポップスとしてのブレンド具合、あとはコード進行も衝撃的すぎた。「うわ、こっち行くんだ!」みたいな(笑)。しかもそれがすごく効果的だと感じたこともきっかけになって、そこからですね。

ーそういうことを小学生のときに感じるって、素敵な感性ですね。

もちろんロックも聴いたし、いろいろ通りはしたんですけど、小さいときから聴き続けているのは、いろんなジャズのレジェンドのスタンダードか大橋さん。そういう思春期を経てきたので、大橋さんに出会えて夢がひとつ叶った感じでした。

ー仕事ではありますが、ご褒美みたいな感じですね。

本当に(笑)。何年か前から仲良くしてもらっているジャズドラマーの石若駿さんから、(大橋トリオのサポートをしているドラマーの)神谷洵平さんがプロデュース企画やるみたいだよって教えてもらって。それに応募したのが大橋さんに出会えたきっかけだったんですが、そのときにデモとして送った音源のひとつが「春の雨に流れる」だったんですよね。

ーそうだったんですか!

結果的に神谷さんプロデュースで何か一緒に作ったわけではないんですが、お家にお邪魔して音源を作ったりする流れで大橋さんのスタジオに行くことになって。自分では冷静なつもりだったんですが、十数年も聴き続けてきた人ですからね。気が動転していたのか、全身大橋さんグッズで行ってました(笑)。大橋さんTシャツ着て、大橋さんのトートバック持って、LP入れて(笑)。今思うとめっちゃ恥ずかしい出会いでした。

ー愛は充分伝わったと思いますよ(笑)。

そこでジャズの曲やStevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の曲などをセッションさせてもらったんですが、Takumadropsとしての目標とまた別で、絶対叶えたい目標のひとつに大橋さんのサポートをするっていうのがあったので、自分から大橋さんに「ピアノを弾かせてください」ってお願いしました。

ー大橋さんとの現場は、学ぶことも多かったのでは?

大橋さんがどういうことを考えてたり、どういう部分を大切にして音楽を作ってライブをやってるかみたいな部分って、参加したからこそわかることがめちゃくちゃ多いんですよ。だから今は、自分にしか作れないものを作っていきたいという想いが明確にある上で、いただけるものはいただいてしまおうという気持ちで(サポートを)やらせてもらっています。それを自分なりに昇華して、自分が作りたいものにアウトプットしていけたらいいなっていう思いで同時進行している感覚ですね。

ーその「自分にしか作れないもの」というのは?

自分が一番大事にしてるのはジャズなので、その魅力が自分のポップスの音楽を通して伝わるといいなっていうのがひとつあって。世の中にはいろんな音楽がありますが、僕は結構複雑なものとか、ジャンルでいうとジャズと繋がりがあるヒップホップ系のトラックにもすごく興味があるんです。なので、あくまでポップスをやりたいんですけど、その中でもっとアグレッシブで挑戦的なことをやりたいという気持ちはあるかもしれないですね。

ーそのバランスが大事、ということでしょうか。

そうですね。絶妙なバランスを保ってやらないといけないと思ってて。難しいものに寄り過ぎても理解するのに時間がかかってしまうし、ただ単純にポップスをやっても、今まで自分がやってきたものがあるから意味がない。その境目のギリギリのバランス感で、聴いている人が気付かないうちに「何かすごいものを聴いてる…!」みたいな状態に自分の楽曲を持っていけるといいなとは思ってるんですけど。

ー個人的にはまさにそういう感覚に陥りましたよ。一瞬で耳とか心とか掴まれてた、みたいな。音楽に、すごく行動力があるなと思いました。

嬉しいです。

松重豊のラジオ番組『深夜の音楽食堂』からのオファーはいたずらかと思っていた

ー2022年春にまずシングルとしてリリースされ、最新アルバム『madoromi』にも収録されている「春の雨に流れる」が各メディアで話題になりましたね。

ありがたかったです。コロナ禍になってすぐに作った曲だったんですが、自分が作りたいものの代表みたいな曲ができたなっていう感覚があったので、妥協して、焦って出したくなかったんですよ。もっと大事に温めて、しかるべきタイミングで出したかったんです。それで去年の4月、できる限り突き詰めた状態のものを出したら思わぬところからたくさんのリアクションをいただけて。大事にしてきてよかったなと思ったし、みなさんに気に入っていただけてすごく嬉しかったですね。

ー俳優の松重豊さんも大絶賛されていました。

最初、松重さんのラジオ番組『深夜の音楽食堂』から僕のホームページのフォームに出演のオファーをいただいたんですよ。僕のホームページのフォームに「松重さんがものすごく気に入っていらっしゃるから、ぜひ番組にお呼びしたい」と。でもそのときは、いたずらかなと思ったんです(笑)。

ー突然ですしね(笑)。

はい(笑)。そしたらその直後に、NHKの『おげんさんのサブスク堂』(星野源と松重豊が出演する音楽番組)の担当の方からも連絡が来て、これは本当なんだと(笑)。改めてびっくりしましたね。

ー環境とか自分の心境とか、何か変化もあったんじゃないですか?

テレビやラジオの影響力ってすごく大きいんだなってことは実感しました。認知度もまだ全然高くはないし、僕自身いまだに右も左もわからないみたいな感じですけど、YouTubeの登録者数が増えたり、MVの再生回数がガーンと伸びたりしていて。今後もとにかくいいものを作っていこうと思えたし、ひとつひとつ大切にやっていくべきだなって身の引き締まる思いでした。

ー自信にもなりました?

そうですね。リアクション欲しさにやってるわけではないけど、自分の音楽として世に出していく以上は、反応が見えないと怖くなるというか。正解はないとは思うんですが、僕は結構ネガティブな人間なので、今自分がやってることを続けていくべきなのかとか、本当に自分がメインのプロジェクトをやるべきなのかとか、いろんな不安に駆られるんですね。だけど、ああいうリアクションをいただけるとものすごく嬉しいし、やっぱり間違ってなかったんだな、頑張って続けていこうみたいな気持ちになれたので、自信にはなりました。

ーだいぶ話が前後してしまいますが、小学生でジャズにハマるって、どういうところに魅力を感じたのか覚えてます?

…自由…。あまりにも自由っていうことですかね。僕、ピアノを習ったことがなくて独学で始めたんですよ。だからいまだに難しいことはわからないし、基礎もあまりできてないからいろいろ悩みはあるんですけど。最初から自分のやりたいようにやってはいたんですが、(フレーズの)引き出しって少しずつ増えていくものだから、すぐにいろんなことはできない。だけどジャズを聴いたときに、その引き出しが無数にあって、出したい音を自由自在に出してるんだなって感じたんです。

ーたしかに、自由な感じがしますね。

もちろんジャズにもある程度は決まり事がありますけど、「始まっちゃえば自由です! はい、どうぞ!」みたいな。なんじゃそれと思って(笑)。出てくるフレーズも理解できなさ過ぎるというか、とにかくかっこいい。「なんであんなフレーズやメロディが出てくるんだろう、しかも即興で!?」って。そうか、僕が衝撃を受けたのはその“即興”という部分かもしれないです。「その場でやってるってどういうことですか!?」みたいな(笑)。

ーそういう即興性と、音源を作る際に音を重ねたりテイクを選択したりする作業って真逆にある気がするんですが、今回のTakumadropsさんのアルバム『madoromi』を聴いているとまさに絶妙なバランスで成り立っているなと感じます。

たとえばピアノソロのパートをあらかじめ考えるみたいなことをしたことなかったんですが、大橋さんとお仕事させてもらったり、自分で作っていったりする中で、ソロを考える重要さを逆に今学んでいますね。良いものにするために考えたり、録音したりっていう作業がこんなにも重要なんだって気づいたので、自分の声のどの部分が良い成分で、どういう表現をしたら楽曲の世界が表現できるかみたいなことを考えていて。それを踏まえつつ、自分にとって大きな存在であるピアノの即興性も大事にして作っている感じです。

ーなるほど、そういうことなんですね。

あとは、音源だけどライブ感を出したいなっていうのは、常に思いながら作ってますね。たとえば「ユレる、ユラリ」はまさにそういう曲。最後にピアノソロがバーッと入ってドラムがウワーッてものすごいカオスな状態になっていくんですね。楽曲の構成としてそういう表現なんだって見方もできるし、プレイヤー同士のインタープレイっていう聴き方もできる。

その他の曲もそうですが、なるべくそれぞれの楽器の生々しさとか人間味を大事にしていますし、自分が演奏している意味みたいなものは絶対に残したいなって。音源を丁寧に構築していくことと、ライブ感を残すということは、一見作業としては正反対のことをやってるんですけど、音源を作る上でもそういう要素を融合させたいなと常に思ってるかもしれないですね。ライブで聴いてる感覚になってほしいというか。

ーそこがこだわりでもあるわけですね。

そうですね。聴いてもらう上で、何となく流れて始まって、“なんかいいね”で終わるのがすごく嫌なんです。絶対どこかでハッとさせたいんですよ。意表を突くという表現があってるのかわからないけど、「…うわ!」みたいな、そういう瞬間。自分がそういう感覚を抱きながら音楽を聴いて育ったからだと思うんですが、そうやって、世界にぐっと引き込まれる瞬間は持たせたいなって。自分が聴いてて「イエーイ!」ってなるものを作っていきたいっていう想いがある分、それを探し当てる作業はすごく時間がかかっているかもしれないです。

ーでは、言葉の面はどうですか。

歌詞は自分で書いてないんですが、自分も1人の人間としていろんな感情になりながら生きているので、歌詞を書いてもらうときは自分が考えていることを全て共有するようにしています。たとえば「自分はこう思ってて、こういう状況になっていることがすごく腹立つ。それに負けちゃうのもシャクだから強く生きたいけど、難しいよね」みたいな感じで。「BETTY」は割とそういう曲ですね。ただ、歌う上でも音楽を聴く上でもそうですが、直接的すぎる表現はあまり得意じゃないし、簡潔な言葉にはしたくないっていうのはあります。

ーTakumadropsさんの感情や視点から生まれている言葉だけど、大半が一人称で書かれていないからか、聴き手がスッと自分の居場所を見つけられる。その心地よさがあるなと思いながら聴いていました。

まさに、そういう気持ちになってほしいというのは常にありますね。ちなみに、今話したやり取りは爽ちゃんに作詞を頼むときのパターンなんですが、「春の雨に流れる」と「窓の先」は僕の弟が歌詞を書いてるんです。今、大学生なんですけど。

ーその2曲の歌詞にはなんだか私小説のような趣があるなと感じていたんですが、そういうことだったんですね。個人的にすごく納得しました(笑)。

彼は特に、聴き手に考えてもらうっていうことを大事に歌詞を書くんですよ。CD限定で収録されている「残り二分」の歌詞も弟なんですが、めちゃくちゃ独特な彼の世界観があるから正直わかりづらい部分もあると思うんですね。でも彼は、聴いてる人が何を思うかはそれぞれでいいというスタンスで歌詞を書いてるから、自分はそれを尊重して歌ってる感じです。とはいえ「春の雨に流れる」に関しては理解が難しい部分が多かったので、ちょっともったいないかなという気持ちもあってMVをアニメーションにしました。

ーそういう経緯があったんですね。

自分も同じ気持ちなんですよ。インストも、聴く人がどう感じてくれるかは自由。悲しいとか楽しいとか、同じ曲であっても聴く人によって違うと思うんです。それが音楽のすごく素敵なところだと思うので、そういうものを作りたいというのは一貫してありますね。

“まどろむ感覚”が味わえるアルバムになってほしい

ーでは、アルバムのタイトル『madoromi』に込めた思いを聞かせてください。

「微睡」という曲が入っているんですが、その曲を作る前に「これから作る曲が、このアルバムのキーになるだろうな」という思いがあったんです。曲を並べて聴いていったときに、ストーリー的な流れとしてもこの位置に入る曲がキーだなって。それで生まれたのがあの「微睡」で。

ー爽さんが歌詞を書かれていますね。

はい。“まどろみ”は、寝てるのか起きてるのかの狭間みたいな状態のことですが、この作品はそういう感覚で聴いてもらえたらいいなって。通しで聴くとひとつのストーリーというか、物語を見ているような感覚があるなと思ったし、かつ、まどろんでいるときの感覚と似てるんじゃないかなと思ったんですよね。

ーというと?

人をダメにするクッションじゃないですけど(笑)、もたれかかれるような存在になるといいなというか。いろいろあるじゃないですか、生きていると。自分もここ数年はいろんな感情を体感していて、嫌なことも辛いことも不安なこともいっぱいあったからこそ、そういうまどろみのような時間や存在になれるものがないと本当にダメになっちゃう気がして。まどろむ感覚って、すごく気持ちいいじゃないですか。このアルバムを聴いている間だけでも、聴いている人の中にそういう感覚が生まれたらいいなと思います。

ーTakumadropsさん自身も、そんなふうに音楽と接してきたからということでしょうか。

そうですね。自分がしんどいときに音楽が寄り添ってくれたり、救ってくれた瞬間があったからだと思います。もちろん大橋さんの楽曲もそうですが、最初は木原健太郎さんというジャズピアニストの作品がそうでした。ピアノソロで、ものすごくシンプルなメロディの曲を書く方なんですが、難しいことは何もしていないのにものすごく突き刺さってきたんですよ。初めて、音を聴いているだけで泣いてしまうみたいな感覚になったんですよね。心にスッと入ってきて琴線に触れるーーそういう感覚が、自分の音楽の源流にあるからなんだろうなと思います。

ーでは最後になりますが、2024年の抱負を聞かせてください。

今年以上にさまざまな音楽をたくさん自分の中にインプットしつつ、自分が信じる良い音楽を追求しながらより一層新たな作品作りに力を入れて、止まることなく自身をどんどんパワーアップさせていきたいと思っています。

RELEASE INFORMATION

Takumadrops 1st mini Album『madoromi』

2023年12月16日リリース
Label:KNOLL LABEL

1. ユレる、ユラリ
2. BETTY
3. Sunbllera
4. 窓の先
5. 微睡
6. 春の雨に流れる
7.残り二分(CD限定収録)

▼各種ストリーミングURL
https://big-up.style/fZ6zacptFH

▼CD取り扱い
・Takumadrops Market(郵送)
・TOWER RECORDS 限定店舗
12月27日(水)release
・弾き語りTOUR会場

EVENT INFORMATION

Takumadrops madoromi releaseソロツアー

1stアルバム『madoromi』のリリースを記念した
Takumadrops初の全国ツアーが開催決定!

◼︎愛知公演
2024年4月4日(木)at 名古屋KDハポン
open 19:00 / start 20:00
ticket:¥3,000(+1D)

◼︎広島公演
2024年4月6日(土)at 広島ふらんす座
open 19:00 / start 19:30
ticket:¥3,000(+1D)

◼︎北海道公演
2024年4月13日(土)at 札幌JAMUSICA
open 18:30 / start 19:00
ticket:¥3,000(+1D)
Guest:古舘賢治(Gt.)

◼︎熊本公演
2024年4月20日(土)at 熊本tsukimi
open 18:30 / start 19:00
ticket:¥3,000(+1D)

◼︎京都公演
2024年4月29日(月・祝)at 京都pickup
open 19:30 / start 20:00
ticket:¥3,000(+2D)

◼︎東京公演
2024年5月12日(日)at 池袋KAKULULU
open 16:30 / start 17:00

※2023年12月29日(金)0:00より販売開始

BIG UP!

『BIG UP!』はエイベックスが運営する音楽配信代行サービス。 配信申請手数料『0円』で誰でも世界中に音楽を配信することが可能で、様々なサービスでアーティストの音楽活動をサポート。また、企業やイベントとタッグを組んだオーディションの開催やイベントチケットの販売や楽曲の版権管理、CDパッケージ制作などアーティスト活動に役立つサービスも充実している。

さらに、音楽メディアも運営しており、BIG UP!スタッフによるプレイリスト配信、インタビュー、レビューなどアーティストの魅力を広く紹介している。

▼official site
https://big-up.style/

BIG UP!のアーティストをセレクトしたプレイリスト『DIG UP! – J-Indie -』

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Takumadrops(タクマドロップス)

北海道札幌市生まれ、シンガーソングライター/ジャズピアニスト。9歳の頃から独学でピアノを始め、12歳の頃よりジャズピアノに傾倒。札幌在住時には、老舗ジャズライブハウスSlowboatにてジャズピアニスト・福居良が主催するライブにレギュラー出演する。

2021年より拠点を東京へ移し、秋山一将バンドや粟谷巧トリオなど数多くのジャズプレイヤーと共演。さらに、大橋トリオ、爽、土岐麻子、go!go!vanillas、高岡早紀などのサポートなど、さまざまアーティストのライブやレコーディングに参加する。

2018年に「Takumadrops」名義にてシンガーソングライターの活動を開始。2022年12月に1stシングル「ユレる、ユラリ」をリリースしたことを皮切りに、その活動を本格始動させた。 2ndシングル「春の雨に流れる」は、俳優・松重豊に取り上げられ、FMヨコハマのラジオ番組『深夜の音楽食堂』に出演。NHK総合『おげんさんのサブスク堂』でも紹介されるなど、注目度を高めつつある。 2023年12月16日には、自身初となる1stミニアルバム『madoromi』をリリースした。
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