文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
小中校の同級生で構成され葛飾区を中心に活動する4人組バンド、バラとハーブの森ガーデン。哀愁ある歌声と渋いサウンドは、彼らが2000年生まれであることを疑いたくなるほどである。
昨今ではストリーミングで再生されることを想定し、コンパクトな曲作りを行うアーティストも少なくないが、バラとハーブの森ガーデンはその真逆を堂々と歩いていく。何度も繰り返される歌詞やフレーズ、奇をてらわぬ楽曲構成は、自ずと音楽を“味わう”楽しさへと引きずりこんでいくのだ。
レゲエやネオアコースティック、シューゲイザーなどの影響を感じさせる楽曲たちは、もしかしたら今の流行ではないのかもしれない。しかしながら、リアルタイムを追っていないからこそ、時代に左右されない普遍的な強さがある。
先日配信が開始された『灯りの横顔』は、彼らにとって初となるフルアルバム。音楽を作業のように聴くことが多い人にこそ、出会ってほしい作品だ。
バラとハーブの森ガーデン
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