オススメJ-Indieプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』更新 QUMO、Vacant Waveなど|2月4週目

Review
DIGLEとアーティスト支援サイト「BIG UP!」が協力してお届けするインディーズアーティストをピックアップしたプレイリスト『DIG UP! - J-Indie -』。2月4週目はQUMO、Vacant Waveらの新作をレビュー。

今週の「DIG UP!-J-Indie-」注目のアーティスト

Technology / QUMO

1人のボスと8人のメンバーを意味する“1 HEAD 8 LEGS”を謳うQUMO(クモ)は、BIGBOSSであるNOIZEの地元札幌のhomie達によって結成されたラップグループ。隔週木曜に新リリースを行い、これまでにLo-Fi HipHopや宅録ポップス/シティポップなどの作風の楽曲を多く生み出してきた彼らが、最新作ではチルなトラップを披露。メンバーの1人・Chaiによるフックでは“Mind to be cool”(クールであることを心掛ける)と繰り返し歌われており、変わり続ける時代に上を目指し続けようという意志が色濃く出た作品となっています。

Time Machine / Vacant Wave

サイケデリックポップバンド・paddy isleにも参加するあゆむによるインディー宅録ユニット・Vacant Waveが最新EP『The House isn’t A Home』をリリース。アルバムは、80’sの甘美的なドリームポップから、90’sの荒んだオルタナティブ、SNS世代による10’sのユルいインディロックまで、様々な時代精神や場所が接続された作品となっています。その中でも最も過去に遡った気分になれる1stトラック「Time Machine」が、子守唄のようで心地良い。

Move On / RAq

レビュー1組目に挙げたQUMOとも交流があり、既存曲「Sustainable」で共演をおこなっているラッパー・RAq。多作家なRAqが2023年の4作目としてリリースした最新作「Move On」は、“いずれ落ち着くべきに場所に落ち着く そこに辿り着く だから迷わずに進む”とラップするバースが象徴するように、先が決まっているからこそのポジティブマインドを歌った楽曲となっています。

わかっちゃいるけどやめられない / MONJU N CHIE

2023年4月15日のライブをラストに、メンバーそれぞれが修行期間に出る(実質の活動休止)と公表されている2MC&1VOCALのラップユニット・MONJU N CHIEが、約3年ぶりのシングル「わかっちゃいるけどやめられない」をリリース。タイトルの通り”わかっちゃいるけどやめられない”ことを3人がマイクリレーする、アッパーなファンクチューンで、聴いているだけで気分も上がってくる1曲となっています。

その他、注目のリリースにはimeEnnUNiisなどがラインナップされています。

第2, 4木曜日更新のSpotifyセレクト『DIG UP!-J-Indie-』

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