ego apartmentが「mad cooking machine」にこめた、静かで熱いメッセージ

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はego apartmentをご紹介します。

心地よさと熱さを音楽へ

DynaShuZenからなる1998年生まれの3人組ユニット、ego apartment。色彩鮮やかな2ボーカルで英語と日本語を乗りこなし、時代に固執しないオルタナティブサウンドを鳴らしている。

先日配信が開始された「mad cooking machine」は、彼らにとって2024年第1弾シングルとなる作品。トレンドに左右されることなく、新しい音楽を作っていこうというマインドは、今作でも健在だ。妖しげな空気を放つパーカッシブなサウンドは一聴すると、ダークな重さを感じるのだが、聴けば聴くほどグルーヴが心地よくクセになっていく。

また、音の響きを楽しむように綴られたリリックも印象的だ。ほとんどの歌詞を英語にすることで、ふいに日本語が入ったときにはグッとリスナーを引きこんでいく。“かき集めたもの そこで見ててよねえ”というフレーズが、鮮烈に脳裏へ焼き付くことだろう。それでいて、丁寧に詩を追っていくと、じわりじわりと静かな怒りが伝わってくる。音に揺れる気持ちよさと静かで熱いメッセージを両立させた1曲となった。

ego apartment

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