bathhouseが思いだせてくれる、日常にある幸せ

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はbathhouseをご紹介します。

日々の疲れを溶かして

2017年に結成された、東京を拠点に活動するポップスバンド、bathhouse。コンセプトに“のぼせる音楽”を掲げ、メンバーのルーツを丁寧に広いあげたポップミュージックを世に放っている。

先日配信が開始された「湯船のパレード」は、湯船を海賊船に見立てたアップテンポな1曲。2022年に「defender」をリリースした際に謳われた“踊れるハウスナンバー”を彷彿させる楽曲となっており、冒頭のファンキーなギターカッティングやリズミカルなボーカルは耳にした途端、思わず体が動き出してしまうほど。ホイッスルやフルートを巧みに用いて、サンバのアプローチで気分を盛り上げていく手腕も見事だ。

また、日常に溶け込むハッピーな歌詞も魅力的。生きていると心身ともに疲れてしまう日も少なくないが、家に帰れば風呂というオアシスがある。そんな日々の幸せを思いださせてくれることだろう。楽曲と同名のクラフトビールが反射炉ビヤから発売されているので、曲を楽しみながらたしなむのにもオススメだ。

bathhouse

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