Cutty Scoonerが生み出す、懐の広いサウンド

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はCutty Scoonerをご紹介します。

生楽器ならではの有機感

USインディーを感じさせるサウンドに、メロディーラインに捉われない独特なボーカルを乗せるサウンドコレクティブ、Cutty Scooner。彼らが一緒に音楽を始めるきっかけになったのが、毎週行っていた仕事の反省会だったなんて誰も想像しないだろう。

そもそも大学時代は、同じサークルのメンバーだったライスと岩。ライスが楽曲制作をしていたのをきっかけに、ふたりで「Sufjan Stevensのような音楽をしよう」と動き始めた。
昨今はストリーミングを意識してミニマムな音作りにしているトラックも少なくないが、彼らが目指しているのはスケールの大きな音楽だ。ピアノやバンジョー、クラリネットなどの生楽器も起用し、豊かな空間を描いていく。何層にも音を重ねることにより、懐の広いサウンドを生み出しているのである。

先日配信が開始された「case」は、5thシングルとしてリリースされた作品。生楽器にアナログシンセやボコーダーを重ねたサウンドは、冷たいのに有機的な温度を感じさせる。英語と造語を混ぜ合わせたリリックも響きが特徴的で面白いので、何度も意識する音を変えながら聞きこんでほしい。

Cutty Scooner

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