文: DIGLE編集部
オーバーグラウンドからアンダーグラウンドまで、ストリートで活躍する、ありとあらゆるキーパーソンたちとつくるYouTubeチャンネル『INSPIRATION CULT MEDIA』。
これまでにジャンルを問わず多数の豪華ゲストが出演し、リッチなLive映像が反響を呼んでいる人気音楽ライブ番組『DOG HOUSE STUDIO』のLive収録パーティー<THE WALKERS Supported by JOHNNIE WALKER>が東京・渋谷を象徴するクラブ『SOUND MUSEUM VISION』にて開催する。
LIVE STAGEを務めるAKLOのスタジオを訪ねて、唯一無二のスタイルを確立し、シーンに存在感を放つHIP HOPアーティストの音楽へのこだわりとカルチャーシーンへの想いを伺う。光が届きづらい日々の真っ只中にこそ、TOKYOカルチャーは新たな歩みを始める。
PROFILE
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AKLO
巧みに言葉を操り、唯一無二の存在感を示すアーティスト。2012年デビュー作『THE PACKAGE』がiTunes総合チャートで初登場1位を獲得。2ndアルバム『The Arrival』がヒップホップ/ラップ部門年間最優秀アルバムを受賞するなど高い評価を集める。ドラマ主題歌担当、テレビ出演のほか、大谷翔平選手の入場曲であるALIの楽曲に客演参加するなど、さまざまな活躍を見せている。
『INSPIRATION CULT MEDIA』
生き方そのものが大切になる、これからのために。
オーバーグラウンドからアンダーグラウンドまで
ストリートで活躍する、ありとあらゆるキーパーソンたちとつくる番組。
−AKLOさんのキャリアはエンジニアからスタートしたとお聞きしました。そもそも音楽の道を歩もうと決意したきっかけは?
黒人に対するコンプレックスがめちゃくちゃあったの。HIP HOPが好きだから憧れがすごくて。元々ラッパーになりたくてRapを始めていたけど、途中で「黒人じゃないと最終的に辿り着かないんじゃね?」みたいな壁を感じてしまって。それでオレはアメリカのHIP HOPシーンに携わりたいと思って裏方を目指したんですよ。
−裏方からプレイヤーになろうと思ったのはどうしてですか?
ニューヨークのエンジニアの学校に行きながら、自宅でスタジオをやっていたんですよ。そこに来るラッパーを格安でレコーディングしてあげていて、オレがエンジニアとして色々直していく役割なんですけど、そうしていくと「オレの方が上手い!」みたいな。オレの中のコンプレックスって結局、人種じゃないんだなっていうことは向こうの若い子たちをレコーディングしながら思っていましたね。自分でネガティブになっていたことに気づかされて、エンジニアとしてじゃなくて日本語ラップに貢献する活動をしなきゃダメだなっていう決断に達して帰国したのがきっかけかな。だからオレは今も自分でレコーディングするし、それが当然なんだけど。
−今現在のAKLOさんにとっての音楽を言葉で表すと?
SPARK!
自分の中での閃きみたいな時もそうだし、イキイキして「ヤベエ!!」ってなる瞬間。それを出来るだけ多く人生で味わいたくて、そのために、オレにはいつも音楽が役に立ってくれますね。
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