The Zombies In Miami インタビュー|現在と今後の活動、日本公演を振り返る

Interview

文: Fled Tokyo(Tune ouT Tokyo)   編:Aoi Kurihara (翻訳)

メキシカンテクノ/ロッククロスオーバーの奇才、Zombies in Miami。世界中のフェスやクラブに出演してきた彼らが2018年以来、約5年ぶりの来日を今年3月に果たした。本インタビューでは、来日公演や日本で受けたインスピレーション、そして今後の活動やこれまでのリリースについてなど、多岐にわたって話を訊いた。

メキシカンテクノ/ロッククロスオーバーの奇才、Zombies in Miami。テクノにロックを融合させたダークでディープかつダンスフロアを意識したサウンドはMaceo PlexMichael MayerRoman Fluegelなどからも支持され、マドリード、ベルリン、バルセロナ、アムステルダム、テルアビブ、リヨン、ミュンヘン、モスクワにまで活動の幅を広げている。

エネルギー溢れるパワフルなライブはBergnhainや<Burning Man>をはじめとする世界中のフェスやクラブに出演してきた彼らが2018年以来、約5年ぶりの来日を今年3月に果たした。本インタビューでは、来日公演や日本で受けたインスピレーション、そして今後の活動やこれまでのリリースについてなど、多岐にわたって話を訊いた。

Interview:The Zombies In Miami

ーThe Zombies In Miamiの今後のスケジュールは、大きな公演で忙しいですよね。日本公演に続いて、メキシコのプエルト・エスコンディドに行われる<VORTX Festiva>、ブラジルのカニンデー村で開催される<Gop Tun Festival>、フランスのパリで開催されるSuperskiの『Mondo Moderno」』リースパーティーが控えており、その後の5月29日にはスペインの<CircoLoco Ibiza>で演奏しますね。<CircoLoco Ibiza>でプレイするのは初めてですか。大舞台と思いますが、そこでパフォーマンスを行うことは楽しみですか。

実を言うとイビサ、そして<CircoLoco>は初めてです。 私たちはこの街に行ったことがないのですが、世界のエレクトロニック・ミュージックの中心地の 1つとしてよく知られているので、特別な場所と感じています。 多くの優れたアーティストが毎週そこで演奏しており、初めてそこで演奏する招待を受けるということが私たちにとってモチベーションになります。 何人かの友人も参加するようで、とても楽しみにしています。

ー2023年3月31日にCircus TokyoでJohnny Faneauが開催するパーティーQUE RICO>に出演しました。前回の来日は東京のVentでHuit Etoilesの6周年記念パーティーでした。その時あなたのDJセットの一部としてシンセサイザーが使われていたのを覚えています。今回もこのセットでしたか。

私たちは常に変化しています。 すべてのセットは土壇場で変更される可能性があります。 たとえば、今はたくさんの DJ セットをプレイしていますが、ドラムマシン、シンセ、ボーカルを追加することもあります。 マシンやオーディエンスとの相互作用がその都度異なるため、ハードウェアを追加することは間違いなく私たちにとってより楽しいものです。今回の日本公演ではヴォーカル入りのDJセットをプレイしました。

ーあなたたちはライブセットを行い続けますか。DJセットと比較して、ライブセットは視覚とサウンドの点でどのように異なりますか。また、ライブセットにはどのようなギアが含まれますか。

間違いなく私たちは永遠にライブセットをプレイします!私たちはこれを行うためにプロジェクトを開始したのですから。 夏には、いくつかのフェスやクラブでライブを行います。実は昨年よりRolandのアンバサダーを務めており、ほとんどRolandの機材を使用しています。ライブのサウンドは同じ曲でもスタイルやリズムを変えていますが、DJセットの場合は、別のプロジェクトやアーティストのトラックを演奏することができます。

ーそれではリリースとアルバムの話に移りましょう。 あなたは 2011 年の 『Cyborg EP』 からリリースを開始しました。 それ以来、〈Correspondent〉、Running BackRoam RecordingsSuaraCin CinLa Dame NoirCreatures of the NightInternasjonalKompaktCómemeなど、世界中のレーベルからリリースしています。 2020年、Permanent Vacationから初のLPアルバム『2712』をリリースし、今年はCorrespondedntから『Be Free』EP をリリースしました。 今後リリースの予定はありますか。

リリースの準備で非常に忙しいです。最新のEP『Be Free』を制作するのはとても楽しかったです。次のリリースは夏になるでしょう。 〈Robert Johnson〉で一つのEP、〈Permanent Vacation〉でもう一つEPを予定しています。 また、自身のレーベルでPRINS THOMASのリミックスを含む『Mystery Affair』という作品を準備中です。

ーあなたたちは今回の来日で、京都と大阪も観光し世界に誇る日本食を楽しんだようですね!日本の文化は、エレクトロニック・アーティストにとって非常に刺激的なのであろうと予想します。 文化(人々、場所、食べ物など)に関して、日本からどのようなインスピレーションを得ていますか。 日本を離れた後、このインスピレーションはあなたのクリエイティブなプロセスや音楽制作に影響を与えていますか?

日本に来ることは私たちにとって非常に刺激的です。 私たちはこの国をとても愛しています。 文化が非常に豊かでユニークですし、私たちのスタイルや作品にその雰囲気を取り入れることができます。 京都から東京へ移動する途中で1曲、制作を開始しました。この曲は確実にリリースされるでしょう!

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