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“庶民日本代表”というキャッチコピーを掲げて活動する3人組バンド・Hwyl。2022年にリリースしたシングル「暮らし」のライブ映像がTikTokで話題に。平凡な日常と幸せだけではないシビアな現実を落とし込んだ歌詞が多くの人の共感を生み、リスナーを獲得しつつある注目のニューカマーだ。
そんな彼女らが2nd EP『K/ERA』(読み:ケラ)を2024年4月10日にリリースした。1st EPでは、東京で暮らす人間の等身大の感情を代弁するような楽曲が多かった3人。一方で今作は、社会に向けたメッセージやインターネットが発達したが故の人間関係の複雑さなどが歌詞から感じられる。メンバーが「この時代だからこそ書ける歌」と言っていたように、令和の時代に生きる人々の現実を鋭く描写した作品になっており、もがきながら日々を生きる多くの人の心に刺さることだろう。
今回はメンバー全員にリモートインタビューを実施。それぞれのルーツやバンドの経歴を辿りつつ、共感を呼ぶ歌詞が生まれる背景や最新EPについて話を訊いた。
BIG UP!
『BIG UP!』はエイベックスが運営する音楽配信代行サービス。 配信申請手数料『0円』で誰でも世界中に音楽を配信することが可能で、様々なサービスでアーティストの音楽活動をサポート。また、企業やイベントとタッグを組んだオーディションの開催やイベントチケットの販売や楽曲の版権管理、CDパッケージ制作などアーティスト活動に役立つサービスも充実している。
さらに、音楽メディアも運営しており、BIG UP!スタッフによるプレイリスト配信、インタビュー、レビューなどアーティストの魅力を広く紹介している。
▼official site
https://big-up.style/
ーまずはじめに、みなさんのルーツとなるアーティストを教えてください。
あきたりさ(Vo. / Gt.):
中学生のときからHIP HOPを聴き始めて、最初に好きになったのがKREVAだったんです。自分が作る歌詞でよく韻を踏んでるんですけど、韻っていうものに気づいたのもKREVAがきっかけで。あとは、そのときどきで流行っている音楽を聴いてましたね。今の音楽性にも繋がるロックを聴き始めたのはバンドを始めてからです。クマダノドカ(Gt.):
私は元々、QUEEN(クイーン)を母親の影響で聴いていて。あとは、中学3年のときに観た『BECK』(2010年)っていう映画の主題歌がOasis(オアシス)とRed Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)で、それを聴いたのがきっかけでUKロックにハマりました。中学までは洋楽を中心に聴くタイプだったんですけど、高校生のときにきのこ帝国を好きになって、今でもずっと尊敬しています。ー今のプレイ面や曲作りにはどんなアーティストからの影響を感じますか?
クマダノドカ(Gt.):
サウンドは結構自分の感覚で作ってきた面もあるんですけど、機材だったりギタープレイだったりに影響がありそうなのは、Dinosaur Jr.(ダイナソーJr.)ですかね。あと、高校生のときにSHE’Sにすごくハマって。ギターの(服部)栞汰さんが弾く、歌うようなギターフレーズにも影響を受けていると思います。ータケマさんはいかがですか。
タケマトモヤ(Ba.):
音楽を好きになったきっかけはSuchmosですね。ジャズに触れたことも大きかったです。ジャズやR&Bって普通に聴くと難しく思われる部分もあると思うんですけど、SuchmosとかBREIMENみたいにポップスに昇華しているアーティストはすごいなって。ベースのフレーズに関してはSuchmosの小杉隼太(HSU)さんや、ジャズのベーシストから影響を受けていると思います。ールーツや好みは本当にバラバラなんですね。そもそもみなさんがどう出会われたのか、経緯を教えてほしいです。
あきたりさ(Vo. / Gt.):
ノディ(クマダ)とは違うバンドをやっていた頃に対バンして出会いました。自分の前のバンドは社会人になるのを機に活動しなくなっちゃって。それから、「やっぱりもう一回バンドやりたいな」って思ったときにノディのことを思い出したんです。友人づてに連絡をとって会ったんですけど、ノディも元々やってたバンドを抜けて「もうバンドはやらない」って言ってたんです。でも、何回かご飯に行って「一緒にやろうよ」って誘いました。クマダノドカ(Gt.):
最初は、私がギター&ボーカルをやってたバンドにボーカルとして、りさち(あきた)に入ってもらう形で始めたんですが、ドラムとベースが活動を続けるのが難しくなっちゃったんですよね。で、とあるオーディションのライブ審査があったので、今もサポートしてくれているドラマーのトウイに誰かいないか聞いて「面白くて、暇そうなヤツいます」って紹介してもらったのがタケマで。初めてサポートしてもらったのがそのオーディションだったんですけど、弾いてもらったときに「めっちゃええやん」ってなったんです。タケマトモヤ(Ba.):
それから半年ぐらいサポートして。僕も前に組んでたバンドでいろいろあったので、二度とバンドはやらないって思ってたんです。でも、それを忘れちゃうぐらい(クマダ・あきたと演奏するのが)おもろいなと思ったのと、“頑張って仲間と一つの目標を目指す”っていう、“青春”みたいなことを、まだやりたいなって思って。それで「入りたい」って伝えました。ーちなみに、バンド名の由来をお伺いしても良いですか。
あきたりさ(Vo. / Gt.):
“Hwyl”ってAesopの香水の名前なんですよ。で、どういう意味なんだろうって調べたときに、英語で「感情を奮い立たせる」とか、ウェールズ語で「楽しむ」っていう意味があると書かれていて。覚悟を決めてやってるバンドだけど、上を目指しても楽しむ気持ちを忘れないでいたいなという想いを込めてつけました。ー“庶民日本代表バンド”という言葉を掲げていますが、このキャッチフレーズはどういう想いからつけたんですか?
あきたりさ(Vo. / Gt.):
私は上京組っていうのもありますし、「暮らし」っていう曲が注目されたときに生活のリアルを書いてるのもあって…ちょっとうまく説明できないので、ノディに説明してもらいますね(笑)。クマダノドカ(Gt.):
(笑)。ライブもお客さんゼロの日とかが普通にあったりして、マズいなと思って、ライブ映像に歌詞をつけてTikTokに載せてみたんですよ。そしたら「暮らし」が一昨年(2022年)の11月ぐらいにバズって。本当は都会派というか、イケてる感じのビジュアルと衣装で、曲もおしゃれな雰囲気でやりたかったんですけど、私たちにとって最初に再生回数が伸びた曲でもあったので、Hwylは「暮らし」を作ったバンドっていう印象がつくじゃないですか。それで「庶民の曲だからそういうキャッチコピーをつけたほうがいいよ」っていうアドバイスをもらったので、TikTok(のプロフィール)に“庶民日本代表バンド”って書いたという経緯です(笑)。ー活動が行き詰まっていたことを考えると、リスナーからたくさん反応をもらったことはかなり大きな励みになりますね。
クマダノドカ(Gt.):
元々2人で始めたときから自分たちの音楽に自信はあったので、(たくさんの人に聴いてもらえることを)信じてはいたんですけど、バズった瞬間は「キタキタキター!」って感じでした。りさちが「気づくのが遅え。やっとか」って言ってました(笑)。ー最新EP『K/ERA(ケラ)』についてもお伺いしたいです。タイトルはあきたさんの出身地・青森の方言なんですよね?
あきたりさ(Vo. / Gt.):
タイトルはいろいろ考えたんですけど、『K/ERA』は自分が最後に「こういうものもあるけどどう?」「こういう意味があるよ」って送ったものにノディが「良いかも」って一番反応してくれたもので。“ケラ”は津軽弁で“人に何かをあげる”っていう意味なんですけど、自分の作った曲は「受け手が好きに解釈してね。あなたにあげるよ」っていう気持ちで作ってて、EPに対してもそういう思いがあったんです。Kの後にスラッシュを入れたのはノディですね。クマダノドカ(Gt.):
私たちのキャリア的に、これまでとこの先があるとしたら一番自由に尖れる時期なんじゃないかなって思って。1st EPが上京してきた1人の人間の感情の起伏に寄り添う感じだとしたら、今回の2枚目は社会に向けてたりとか人間関係に深く首を突っ込んだりしているような、この令和の時代に刺さるものにしたいっていう思いがあって。最初のタイトル候補には“kill”とか“knife”みたいな英語の単語とかも出してたんです。ー今作の楽曲制作に関してはどのように進めていったんですか?
あきたりさ(Vo. / Gt.):
歌詞から作ることもあるんですけど、歌詞とメロディが一緒に思い浮かぶことも多くて…今回のEPの曲は半分ずつくらいですかね。基本的にはそれで作った弾き語りのデモをふたりに渡して、膨らませていく感じです。クマダノドカ(Gt.):
「凡人」はりさちの前のバンドのときからあったり、「普通の顔」はりさちが19〜20歳ぐらいのときに作ってたデモだったり、いろんな時期の曲をEPにまとめた感じで。「パンチあるな」とか「自分にも共感できるポイントがあるな」と思える曲ばかりだなっていう印象です。ー自分自身も共感できる楽曲をEPに収録したいという思いもあったんですか?
クマダノドカ(Gt.):
そうですね。実際に今回のEPに入ってるものは私自身がどれも共感できる節があって。自分は感性的には普通の人間だと思っているので、私に刺さるということは大多数の同い年の人、同じような境遇の人に刺さるなって思える逆の自信があるんです。なので、そういう基準で楽曲を選んではいます。ータケマさんは今作のデモに対して、どんな印象を抱きましたか?
タケマトモヤ(Ba.):
初めてデモ聴いたときにりさ先輩に「これ俺の(ことを書いた)曲っすよね?」って言ったくらい、みんなに刺さる歌詞とそれがスッと入ってくるようなメロディだなと僕も思いました。りさ先輩には「いや、ちげーよ?」って言われましたけど(笑)。ーあきたさんが歌詞を思いつきやすいタイミングはありますか。
あきたりさ(Vo. / Gt.):
考えようとしてるときじゃなくて、ムカついたらすぐ書くみたいな突発的な感情のときが多いですね。 あんまり書いたときの記憶がなくて…。逆に今ちゃんと見直して「そういえばこんなこと書いたな」みたいになるというか。あとは、普通に歩いているときとか、電車に乗っているときとかに「この語感良いな」って思う言葉があればメモしておいて歌詞に入れていったりもします。ー歌詞を書いているときの記憶がないのは、何か別人格が降りているような感覚なんですかね?
あきたりさ(Vo. / Gt.):
う〜ん。たとえば失恋して、感情のまま曲を書いているような感覚なんです。なんだっけ、ノディこの前なんか言ってたよね。クマダノドカ(Gt.):
失恋をして悲しいとか寂しいっていう感情が生まれる前に、一瞬虚無を感じるラグみたいな瞬間があって、そのときの感覚を歌詞にしてるって前にりさちが言ってました。あとは、一行目が決まったらその後が結構スルスル出てくるらしいです。りさちは良いボーカリストであり良い作詞家だなって思うので、ゾーンに入ったら書けてしまうっていう意味で記憶がないのかなって。これは予想なんですけどね。どう、りさち?あきたりさ(Vo. / Gt.):
そう思います。ー一行目が決まったらスルスル出てくるのは、曲の主人公が勝手に動いているような感じですか? それとも、主人公はあくまであきたさんご自身でしょうか。
あきたりさ(Vo. / Gt.):
それは曲によりますかね。でも、実話は多いです。リアルな感情だから深く考えなくても自然とスルスルって出てくるときもありますし、気づいたらできてたっていうときもあります。あとは人の話を書いたりとか。もちろん聴きやすくしたいので、言葉の組み合わせを考えたり、バーって書いた後にちょっと韻を踏めるように変えたりっていう作業はあります。ー今回のEPの中でクマダさんとタケマさんが印象に残っている歌詞はありますか。
タケマトモヤ(Ba.):
「さすらい」の《何度でも、何回でも 伝わらないなら伝わるまで》っていう歌詞ですね。あそこを演奏するたびに、「あ〜そうよねえ。みんなそう思うよね〜」ってなります。伝わってますか(笑)!?あきたりさ(Vo. / Gt.):
伝わらないです!一同:
(笑)。タケマトモヤ(Ba.):
俺の理解力が低いから、ノドカちゃんが事細かく説明してくることもありますし、伝えるのも下手くそなので、頑張って伝えてみるけど伝わんねえ!みたいなこともよくあって。ーそういうときの気持ちも歌詞が代弁してくれているっていう。クマダさんは気に入ってる歌詞はありますか?
クマダノドカ(Gt.):
一番好きな歌詞を選ぶのは難しいんですけど、どの曲にもすげえなって思うポイントがあって。「結局他人」の《当たり障りない話がいい》っていう歌詞のあと、《結構ダリィ、浅い話》っていうフレーズがくるんですけど、《当たり障りない話がいい》とは言いつつもそれはそれで《ダリィ》っていうのが自己葛藤があって、リアルですごいなって思ってます。ーたしかに。
クマダノドカ(Gt.):
あと「近年、平和な日々が続いたせいで」は《要らないし、必要ない 知ってても繰り返してしまうこと》とか《空白に残像で 埋めるも長くは続かないと》とか、「結局表面だけ上手いことやっても長くは続かない」みたいなことを一発で伝わる日本語にできる人いるんだなって。天才だなって思いました。ー最新EPのなかでサウンドが気に入っている曲はありますか。
タケマトモヤ(Ba.):
全部気に入っているんですけど、強いて言うなら「近年、平和な日々が続いたせいで」に思い入れがありますね。サビのコード進行が3〜4回あるんですけど、その中で毎回同じベースラインを弾くのは違うなっていう気持ちがあって。やっぱり最後が盛り上がったほうがいいし、そのためにはどういうフレーズがいいのかな、とかそういうところを一番時間をかけて考えました。クマダノドカ(Gt.):
全体のアレンジでいうと「結局他人」がすごく良いなって思っていて。レコーディングで最後に歌録りをするんですけど、最後のほうに男女が離れていくようなシーンが情景として浮かぶから、男女ハモリを入れたら良さそうって思って、その場でタケマに歌ってもらったりしたんです。それも含めて良い仕上がりだなと。ー「近年、平和な日々が続いたせいで」は、Hwylの曲の中では主語が大きい、社会に向けた曲ですよね。歌詞はどんなタイミングで生まれたか覚えてますか。
あきたりさ(Vo. / Gt.):
テレビで流れてた、空を飛ぶ車が開発されたみたいな海外のニュースに観入っちゃって。で、ギター持ってそのニュースを観ながらAメロを書いたんです。観ながら歌詞もメロディも一緒に作って、肉付けしていった感じですね。ータイトルのお話もそうですが、EP全体として時代に切り込みたいというムードを各曲から感じ取れて。令和を生きるみなさんは、今の時代をどういうものだと捉えていますか?
クマダノドカ(Gt.):
インターネットが発達したからだと思うんですけど、情報が溢れていて、今自分が見ている情報が正しいのかどうかもわからない。信じる情報や人を自分で選ばなければならなくて、ちょっと難しい世の中になっちゃってますよね。たまに昭和の音楽を聴いたら「こんなにハッピーだったんだ」って思ったりもするんですけど、SNSが発達して、人間関係も昔よりシビアになったのかなと。そのせいで、言うほどのことでもない悩みみたいなものが蓄積している人が多い気がしていて、りさちの言葉はそういうものから救ってくれてたりするのかなと思います。ーそういう時代だからこそ、言葉や音楽に救われることが多い?
クマダノドカ(Gt.):
本を読むときもそうだと思うんですけど、たとえば100人読んだら2〜3人くらいしか共感しないような尖ってることを文章で言ってくれてたらすごい救われるとか。そういうのに似た役割で、「人には言えない自分の気持ち」を代弁してくれたりすると個人的にはスッキリするので、音楽はそれを自然とできたりするのかもな〜と思います。ー今クマダさんが言っていたような意識は、作り手としても持っていますか?
あきたりさ(Vo. / Gt.):
(社会的なことを)書きたかった意思はもちろんあったんですけど、時代に向けて書いたというより、「自然と曲が生まれた」みたいな感覚なので、受け手が好きに解釈してくださいとは思ってます。クマダノドカ(Gt.):
これも前にりさちが言ってたことなんですけど「令和、この時代を生きてるから書ける歌詞」っていうことは言ってました。あきたりさ(Vo. / Gt.):
そうですね、それは思います。ー1月にはバズリズム02『これがバズるぞ2024』にランクインしたり、フェスの出演も決まっているとのことで、今年は楽しみな1年になりそうですね。
クマダノドカ(Gt.):
バンドってうまくいくかわからない賭けっていう印象を持つ人も多いと思うんですけど、個人的には目の前に与えられたチャンスをモノにして一個一個積み重ねていくと、ふと振り返ったときに自然と結果がついてきているという感覚なんです。だから、頭は使ったほうがいいんだろうけど、私としては目の前にある課題や試練、チャンスを一個一個クリアしていきたいなと思っています。ー目の前の課題をクリアしていきつつ、長期的な目標もあったりしますか?
クマダノドカ(Gt.):
アニメとか少年誌系の漫画も好きなので、タイアップやりたいよねとか、テレビで流れて親孝行したいなとか。大枠はそこに向かいつつ、直近の目標を一個ずつこなしていくっていう意識ですね。ーおふたりはいかがですか。
あきたりさ(Vo. / Gt.):
今のノディが言ってくれたようなことは、目標ですね。わかりやすく親孝行するってなったら、青森にいる家族やおじいちゃんおばあちゃんにも(活躍を)見てもらうことかなと思うので、それはこのバンドを組んだときからの目標です。タケマトモヤ(Ba.):
新しい人に刺さってほしいと同時に、ライブを毎回観にきてくれる人とか、今まで応援してくれてる人たちに結果で返せるようにしたいなって最近は思っています。本当に好きじゃないと今の段階で応援してくれることってないと思うので、そういう人たちに大きい舞台に立ってる姿も見せたいなって。ずっと前から好きで今応援してくれてる人たちが「好きになってよかった」って思える結果を残したいですね。RELEASE INFORMATION
Hwyl 2nd EP『K/ERA』
2024年4月10日リリース
1. 近年、平和な日々が続いたせいで
2. 普通の顔
3. 結局他人
4. 安全地帯
5. さすらい
6. 凡人▼各種ストリーミングURL
https://hwyl.lnk.to/KERA
EVENT INFORMATION
Hwyl 1st ワンマンライブ<WAND>
2024年4月29日(月・祝)at 東京・渋谷Spotify O-Crest
OPEN 18:30 / START 19:00外部リンク
BIG UP!
『BIG UP!』はエイベックスが運営する音楽配信代行サービス。 配信申請手数料『0円』で誰でも世界中に音楽を配信することが可能で、様々なサービスでアーティストの音楽活動をサポート。また、企業やイベントとタッグを組んだオーディションの開催やイベントチケットの販売や楽曲の版権管理、CDパッケージ制作などアーティスト活動に役立つサービスも充実している。
さらに、音楽メディアも運営しており、BIG UP!スタッフによるプレイリスト配信、インタビュー、レビューなどアーティストの魅力を広く紹介している。
▼official site
https://big-up.style/
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